以前より何度か小説内などで「東芝は潰せない」という話を書いているけど、ちょっとした話をしてみたいと思う。 本業とは別の分野で筆者は特許研究者なんだけど、私の場合は「法哲学」を含めた根本まで根ざしたものであって、特許技術だけで話を終わらせない幅広い分野を主体に研究していた時代があった。 その中で、何名かの専門家達が長年追いかけている存在がある。 戦時中に存在したGE特許である。 GE……ゼネラルエレクトリック。 なろう小説でもそこそこ様々な資料を集めた者なら会社名ぐらいは聞いたことがあるかもしれない。 このゼネラルエレクトリック、戦後の統治政策を大幅に緩和させた功労者であることは日本史においては全く語られていない。 いや、そもそもだ……その背景に東芝という会社の存在があり、戦前から戦時中へ、そして戦後にかけて東芝の姿勢がGEを動かしたことも全く語られていない。 まずは簡単にGEから説明するが
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