そろそろ今年を振り返る頃かなと思いまして。。。 書く気になったのも漱石の『私の個人主義』を読んでふと思ったことがあったからなので、それを今から書いていきます。 夏目漱石『私の個人主義』>http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/772_33100.html で、夏目漱石の『私の個人主義』がどういうものかといえば漱石が学生に向かって講演をしているものになります。 夏目漱石が学生達に向かってこの講演をしたのは1914(大正3)年のことです。 んで、この講演から97年経つのに何故か最近あった出来事のように思えるところが多いんですよね。 世の中の窮屈さというものは今も昔もあったのだなぁ・・・としみじみ思うのです。 夏目漱石が、 「近頃自我とか自覚とか唱えていくら自分の勝手な真似をしても構わないという符徴(ふちょう)に使うようですが、その中にははなはだ怪し