小熊英二編著『平成史』(河出ブックス)を、執筆者の一人である仁平典宏さんよりお送りいただきました。ありがとうございます。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309624501/ この本は、 私たちはどんな時代を生きているのか。政治、地方‐中央関係、社会保障、教育、情報化、国際環境とナショナリズム……気鋭の論者が集い、白熱の議論を経て描く、新たなる現代史のすがた。 ということで、こういう方々がこういうテーマを執筆しています。 序文(小熊英二) 総説——「先延ばし」と「漏れ落ちた人びと」(小熊英二) 政治——再生産される混迷と影響力を増す有権者(菅原琢) 地方と中央——「均衡ある発展」という建前の崩壊(中澤秀雄) 社会保障——ネオリベラル化と普遍主義化のはざまで(仁平典宏) 教育——子ども・若者と「社会」とのつながりの変容(貴戸理恵) 情報化——日本社会は