精神科医、斎藤環さんの新著『原発依存の精神構造』(新潮社)の刊行を記念して、斎藤さんと哲学者の國分功一郎さんのトークショー「原子力の享楽に抵抗せよ」がこのほど、東京都内の書店で開かれた。岩手県出身の斎藤さんは診療と並行し、毎日新聞に連載中のコラム「斎藤環の東北」などで脱原発を訴えてきた。國分さんは「今どき」の日本のデモなどを巡り発言している気鋭の論客。 演題にある「享楽」について、斎藤さんは「立場への固執が享楽となり、いったん固執すると自我と一体化してしまう」と指摘。また、問題を安易に「象徴化」することの危険性にも言及した。さらに、東日本大震災後に発表された、作家の高橋源一郎さんや川上弘美さんの著書に触れ、「さまざまな新しい表現が反復されることで、(反原発、親原発といった)単純な象徴化を免れるのではないか」と述べ、震災後の「表現」の重要性を強調した。 國分さんは「核への欲望は、人間が何にも
再選を果たしたバラク・オバマ米大統領は米東部時間7日午前1時半すぎ(日本時間同午後3時半すぎ)、イリノイ州シカゴで支援者の前に登壇し、次の勝利演説を行った。生中継したCNNの放送からgooニュースが書き起こした。英語の原文はこちら。 ありがとう、ありがとう。本当にどうもありがとう。 元植民地が自分たちの宿命を自ら決める権利を勝ち取ってから200年以上たったこの夜、この国の団結をより完成させるための仕事が、さらに前に進みます。前進するのは、皆さんのおかげです。戦争や恐慌に打ち勝った心を、皆さんが再確認してくれたからです。この国を深い絶望の淵から素晴らしい希望の高みへと引き上げてくれた心のことです。私たちがそれぞれに個人の夢を追求する一方で、私たちはみな同じアメリカの家族なのだと。私たちはひとつの国、ひとつの国民として一緒に浮きも沈みもするのだという、信念のことです。 この夜、この選挙では皆さ
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