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ブックマーク / sunaharay.hatenablog.com (2)

  • 多数決と法の支配 - sunaharayのブログ

    12月16日の選挙結果は、自民党と公明党が合計で320議席を超える大勝となった。自民党総裁が、以前から「戦後レジームからの脱却」と言ったり、改憲志向が強いということが指摘されていたが、今回はまず憲法96条の改正に意欲を示しているということで、この点について危機感を感じる人は少なくないと思われる。 僕自身も、怖いなあと思わないところがないけれども、ただこれは、日が1990年代から進めてきた多数決型の民主主義を重視するという発想からは、必ずしも不思議ではない。レイプハルトが議論した議会制における多数決型民主主義と合意型民主主義の比較は次に示すようなモデルが提示されていて*1、以前の中選挙区で派閥連合に基づく自民党政権が、合意型民主主義のひとつの典型と考えられてきたものを、多数決型民主主義に変更しようということになるわけだ。中央銀行を政府に引き寄せようとするところなんかも、ある意味で多数決型の

    多数決と法の支配 - sunaharayのブログ
    nebokegao
    nebokegao 2012/12/20
    「「法の支配」と「立法による行政」を混同/法が権力を制約するよりも、法で権力が(市民を)制約することが強調されているのではないか」
  • 大阪都と東京府 - sunaharayのブログ

    5月25日の大阪市会福島区補選で,大阪維新の会が勝利を収めたことがあり,橋下知事が主張する「大阪都構想」は非常な注目を集めることになってます。そのために最近は,ネット上でも「都構想」に関するいろいろな議論を観るわけですが,その中でも関心を持ったものが,BLOGOSの松永英明氏の「東京都を廃して東京府に変える試案を作ってみた」というエントリと,大阪府箕面市長である倉田哲郎氏の「大阪“都”構想」をどう思う?」というエントリの二。なんだかなぁ,と思うところも少なくないですが,今回の「都」という構想がどういうものかを考えるに当たっての重要な問題提起ではないかと思われます。地方行政や地方財政の研究者は,これまでもこの問題について様々な議論をしてきたわけですが,今回のようなかたちで大きくクローズアップされる中で,これらのエントリを参考に少し整理してみたいと思います。 二つのエントリから:近接性 or

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