東京地検特捜部は21日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)が自身や第三者の利益を図って日産に損害を与えていたとして、ゴーン元会長を会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕した。自身の資産管…続き[NEW] ケリー役員が保釈請求 地裁、21日中にも判断 [NEW] 寝耳に水の再逮捕劇 ゴーン元会長、取り調べに強気 [NEW]
全国の裁判員裁判で10月末までに言い渡された執行猶予判決のうち、保護観察を付けたケースが7割に上ることが、読売新聞の調べでわかった。 昨年の保護観察付き判決は過去最低の8・3%にとどまっており、市民の司法参加で大幅に増えた形だ。これまでは執行猶予付き判決の中でも悪質な事案に付される例が多かったが、識者は「裁判員裁判で保護観察の意味合いが変わった。社会が被告の更生を見守る手段として活用している」と指摘する。 犯罪白書によると、1960年代まで執行猶予判決の2割前後に保護観察が付けられたが、2003年に1割を割り込み、08年は過去最低だった。 しかし、裁判員裁判では10月末までに判決があった46件のうち、10件で執行猶予付き判決が言い渡され、このうち7件で保護観察が付けられた。家族間の事件や、判決で「更生を誓っているが、意志が弱い」と指摘した被告に付される例が目立つ。 山口地裁は9月、夫が妻の
熊本刑務所で作られた肥後象眼=熊本市渡鹿7丁目 長期受刑者を収容している熊本刑務所(熊本市)で、受刑者たちが地元の伝統工芸品「肥後象眼(ぞうがん)」づくりに取り組んでいる。刑務所側が職業訓練として始め、20年を超えた。男たちは熟練を要する伝統工芸の技術を磨きながら、出所の日に備える。 カンカンカンカン――作業場に甲高い音が響く。受刑者4人が縦に並び、黙々と小ぶりな金づちを振るっていた。鉄の表面にタガネをあて、極細の線を一面に刻む。「布目切り」と呼ばれる作業だ。先頭の男性は、長さ約20センチの文鎮に黙々と布目を刻んでいた。 この後、刻んだ布目に花や家紋などの型で金や銀を打ち込み、模様を浮かび上がらせる。残った布目を削って錆(さ)びさせ、黒く加工すれば完成。ネクタイピンやブローチ、ペンダントなどを、年間約400個生産している。 熊本刑務所には、主に懲役8年以上で犯罪傾向が進んだ受刑者が
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