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2019年6月2日のブックマーク (1件)

  • 奈良)平城太上天皇宮殿の外郭塀を検出 奈文研調査:朝日新聞デジタル

    平安初期に病気のため嵯峨天皇に譲位し、平城旧都に移った平城(へいぜい)太上天皇の宮殿の区画塀が、二重に張り巡らされていたことが改めて確認された。奈良文化財研究所(奈文研)が5月31日、発表した。担当者は平城太上天皇が、平安宮の構造を意識して二重にした可能性を指摘している。 国土交通省が進める第一次大極殿院南門(だいごくでんいんなんもん)の復元事業に伴い、奈文研が4月から調査している。平城太上天皇は809年に平城旧都に移り、第一次大極殿院の跡地にあった西宮を住居とした。奈文研が西宮の東側を南北25メートル、東西16メートルの範囲で調査したところ、掘っ立て柱式の外郭塀の柱穴と排水溝が、南北約23メートルにわたって検出された。 外郭塀は過去の調査でも検出されており、内側の塀から約18~36メートルの間隔で、西宮の東西南面に張り巡らされていたとみられる。全長は南北約235メートル、東西約210メー

    奈良)平城太上天皇宮殿の外郭塀を検出 奈文研調査:朝日新聞デジタル