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2021年8月5日のブックマーク (1件)

  • 平城宮跡から竹製物差し<役所跡で出土> : ニュース : 奈良 : 地域

    断面に墨 実用品の可能性 1分刻みで、5分や1寸の目盛りがついている竹尺平城宮跡の役所跡で出土した竹尺(奈良文化財研究所提供) 奈良市の平城宮跡にある役所跡で、竹尺(竹の物差し)が出土した。現在の竹尺とそっくりな形をしており、奈良時代には実用品として使われていたとみられている。竹製品は土中に残りにくく、同時代の竹尺を確認したのは初めてという。 平城宮の東部にあった役所群「東方 官衙(かんが) 地区」で、2008年に発掘したゴミ捨て穴の土壌を水で洗う作業を進めるなかで、見つかった。 発見した竹尺は断片が9片あり、幅1・7~1・8センチ、厚さ0・2センチ、長さ3・4~13・7センチ。表面に針状の刃物でつけた線刻に墨を入れた1 分(ぶ) 刻みの目盛りがあり、復元すると全長1・5尺の物差しとみられる(1尺=約30センチ。1尺=10寸=100分)。 調査した浦蓉子研究員は「目盛りが細かく、断面に墨の

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