銀座の書店「教文館」(中央区銀座4)2階の美術書コーナーで、書籍「かわいい江戸絵画」の売れ行きが好調な滑り出しを見せている。 教文館・2階の美術書のコーナーに並ぶ書籍「かわいい江戸絵画」 同書は、今年春に府中市美術館で開催された「かわいい江戸絵画」展のカタログを書籍化したもの。同展は江戸絵画を「かわいい」という視点で切り取った斬新さが好評で来場者は2万人を超え、カタログも会期終了前に完売。入手できなかったファンから「幻の図録」と呼ばれ、展覧会終了後も再発売の要望が多く寄せられたという。これを受けて芸術書の出版社である求龍堂(千代田区紀尾井町)が一般書籍として刊行。同館ミュージアムショップと全国の書店で発売することになった。 収録している図版は、尾形光琳「布袋図」、狩野惟信「菊慈童図」、伊藤若冲(じゃくちゅう)「托鉢(たくはつ)図」、白隠慧鶴「すたすた坊主図」、俵屋宗達「犬図」、与謝蕪村「狗
![銀座・教文館で「かわいい江戸絵画」平置き-「幻の図録」を書籍化](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/26f2736335f3d97b55585675074be74b465daca1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.keizai.biz%2Fginza_keizai%2Fheadline%2F1378345677_photo.jpg)