衝突した事故で前部が大破したパトカー=23日午前9時30分、大分市荷揚町の大分県警別館 23日午前5時55分ごろ、大分市萩原3丁目の市道交差点で、緊急走行中のパトカー2台が衝突し、1台の助手席に乗っていた男性巡査(23)が鼻の骨が折れる大けがをした。運転していた男性巡査部長(55)ともう1台の24歳と30歳の男性巡査の3人も軽いけがをした。 大分中央署の発表によると、衝突したのはいずれも同署の津留(つる)交番と高城(たかじょう)交番のパトカー。津留交番のパトカーが西から東に、高城交番のパトカーが北から南に走行中、出合い頭に衝突した。現場は信号のある交差点で、2台は赤色灯を点滅させていたが、サイレンを鳴らしていたかどうかは調査中だという。 事故直前の午前5時50分ごろ、市内の住民から「泥棒が逃げた」と110番通報があり、2台のパトカーに現場へ向かうよう無線で指示が出ていたという。大分中