JR西日本金沢支社は5日、平成26年度末の北陸新幹線開業後、金沢以東の並行在来線を走る特急列車を寝台特急を除いて原則として運行しない方針を明らかにした。 対象区間はJR北陸線の金沢-直江津間で、特急は大阪-富山間の「サンダーバード」と名古屋-富山間の「しらさぎ」、福井・金沢-越後湯沢間の「はくたか」、金沢-新潟間の「北越」。 同支社によると、サンダーバードとしらさぎは金沢発着となる。はくたかは福井・金沢-直江津間の運転を終了し、残る直江津-越後湯沢間は北越急行とJR東日本が運行するが、同支社は「今後両社と協議するが、全線で廃止になるだろう」としている。 一方、北越の直江津-新潟間の運行継続は、管轄するJR東日本が判断するという。