印刷 直径18ミリ弱の米10セント硬貨の上にのる世界最小のカエル=米科学誌プロスワン提供 パプアニューギニアで、成熟しても体長が7〜8ミリにしかならない陸生のカエルの新種が発見された。米ルイジアナ州立大などの研究グループが11日付で米科学誌プロスワン(オンライン版)に発表した。これまでに見つかっている脊椎(せきつい)動物では世界最小で、直径18ミリ弱の米10セント硬貨にもちょこんとのってしまうほど小さい。 これまで最小だったのは、2006年に報告された体長7.9〜10.3ミリのコイ科の魚だった。(松尾一郎)