前の記事 「ハリケーンの名前」はどう決まるか 2つの超大質量ブラックホールが衝突する画像 次の記事 アホウドリはシャチを追う:日本の極地研の研究 2009年10月 8日 Hadley Leggett バード島を飛ぶマユグロアホウドリ。Image:British Antarctic Survey 南極のアホウドリたちの背中に小型カメラを取り付けたところ、餌を採る際の巧妙な戦略が明らかになった。アホウドリは、広い大海原を獲物を求めて当てもなくさまよったりはせず、シャチを追って飛び、この肉食の哺乳類の食べ残しにありついているらしいことが分かったのだ。 アホウドリはしばしば、餌を求めて数日の間に数百キロメートルを飛ばねばならない[抱卵期間中の採餌のために、1日で900キロ以上移動する個体もいる]。研究者らは長らく、ほとんど目印のない大海原で、アホウドリがどのように進路を決めているのか、疑問に思って