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ブックマーク / tamesue.cocolog-nifty.com (15)

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:内柴選手について

    少し議論になりましたので私なりに整理します。内柴選手についてです。 私が問題だと思っているのは、二点あります。 1、推定の段階で有罪だと確定している人達がいる事 2、今回の罪状とその他の話が混ざってしまっている事 この二つをお話しします。 私がまず疑問に思ったのは1についてです。以下は反論を頂いた方の発言です。 信じるもなにも、被害者が訴えてるのに、何を論じる必要があるのか。大体あれだけの経歴の方、相当酷いことをしない限り、目をつぶるでしょ。だから相当酷かったのでしょう。警察だって、かなりの証拠を抑えての逮捕だと思います こういった反論がありましたが、被害者が訴える事と警察が動く事は真実を明らかにするプロセスに過ぎません。逮捕と有罪を混濁されている方は多いですがこれは別です。今回は敢えて'経歴云々'には言及しません。 準暴行罪が適用されるような事があった可能性はあります。が、それらを

    t298ra
    t298ra 2012/01/27
    「それでも僕はやってない」に、検察が主人公の部屋から押収したエロ本とAVを材料に有罪に追い込もうとするシーンがあったが、イメージで判断して決めつける人がしていることはそれと同じだと思う。
  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:日本の精神論

    精神論という言葉が、スポーツの世界でよく聞かれます。モチベーションやビジョンが大切なものであるのは間違いないとは思いますが、日でいう所謂精神論というのはどちらかというと思考を止めて全部を精神のせいにしてしまうようなニュアンスを含んでいます。 ロンドン五輪に向け、USAチームが2泊3日の合宿を行ったそうです。場所はラスベガス、メンバーはロンドン五輪でメダル獲得が期待されるアスリートだけ。練習は一切ありません。夜はカジノでルーレットだそうです。 さてはてべガスでいったい何をやったかと言いますと、 1、USAT&Fチームがどんな目標を掲げどんな戦略で挑もうとしているかの共有 2、過去に成績を上げた選手達のヒストリーと体験の共有 3、五輪までの戦略についてのワークショップ、および各々の戦略の共有作業 4、五輪を迎えるにあたって引っかかりそうな落とし穴、過去の失敗例の共有 5、メンタルト

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:日本陸連の役割

    【河野会長、短距離陣を一喝 「選手がひ弱」と瀬古理事】 お二方の人間性から考えて、一方的に言った訳ではなくおそらくキャッチーな言葉を引っ張ってきただけではないかなという印象を持っています。ただ、それにしてもちょっと外から目線過ぎる気がします。 全体としてのトーンはわからない事は重々承知の上で、この記事に書いてある事が当の事を前提として少し反論してみたいと思います。 1、男子短距離にはひと頑張りしてほしい 頑張ってほしいのは確かです。これはファンの方も含めみんなそう思っているでしょう。しかし、我々の上部団体であり、選手が所属していて、その選手の代表決定権も持っていて、代表選手の強化方針を決めるべき組織が、ただ頑張ってほしいというのはいかがなものかと思うのです。なぜならばどう頑張ったかは、連盟が決めてきていて、且つこれからどう頑張るかは連盟が決める事だからです。つまりある程度は今回の結果に

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:川内選手と実業団システム

    ◆iモード メニューリスト>スポーツ>各種スポーツ>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆Yahoo!ケータイ メニューリスト>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆EZweb EZトップメニュー>カテゴリで探す>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル 私はサンディエゴにおりましたので東京マラソンの事をネットでしか知りませんが、川内選手の快挙は素晴らしいと思いました。こういう話は私は涙が出るほど好きでどうしても素晴らしいと彼に一言、言いたい気分になりました。そして、この事が起こす陸上界への変化に期待しています。 実業団不甲斐ない!の見出しが多いですが、私は実業団選手が努力不足だとかそういう話だけではなく、ある意味で日の長距離界が抱えている問題点が浮き出てきたのでは無いかと思うのです。 長距離選手の一年を追いかけますと、3月か

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:入籍

    ◆iモード メニューリスト>スポーツ>各種スポーツ>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆Yahoo!ケータイ メニューリスト>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆EZweb EZトップメニュー>カテゴリで探す>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル 入籍しました。相手は日人で、年は同じ年です。 出会いは数年前でして、もとはと言えば友達友達でした。顔の特徴としては、目は離れてます。ちょっと頭が大きいでしょうか。それからカエルに似てます。 何度か教えてみましたが股関節で地面を押す感覚がわからないようなので、スプリントの才能は無さそうです。ハードルも飛べません。運動神経はいいのですが、肝心のアキレス腱も浮き出ておらず、バネはありません。ただ、正座は長時間できます。 弱いもの、小さいもの、脆いもの、儚いもの、はっきりしない

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:たかがスポーツ

    ◆iモード メニューリスト>スポーツ>各種スポーツ>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆Yahoo!ケータイ メニューリスト>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆EZweb EZトップメニュー>カテゴリで探す>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル 社団を立ち上げる為に、スポーツ界のリアルな姿に触れようといろんな所に顔を出し、話を聞いてきました。私は現場しか知らないので、一体スポーツ界はどんな考えでどんなシステムで運営されているのかを知りたかったからです。 それで、話を聞いて感じた事があります。敢えて申し上げますが、一言で言いましてスポーツ界はちょっと『重すぎる』なと思いました。 おそらく皆さんスポーツに情熱を傾けて、人生を賭けてこられたんでしょう。また長い間スポーツを支えてきた方も多い。だからすごく思いも乗っかっていて、

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:結果を追う世の中

    ◆iモード メニューリスト>スポーツ>各種スポーツ>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆Yahoo!ケータイ メニューリスト>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆EZweb EZトップメニュー>カテゴリで探す>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル 出発直前にサッカーの岡田監督とご飯をべました。というより、会えるというので3日ほど出国をずらしました。ずらした甲斐がありました。 メディアを通じてみるよりも、下町っぽいしゃべり方で、親しみがあります。頭の男というより、情の男という印象でした。そういう人があの仕事で決断を下すというのが相当に大変だったろうなと察します。だから故の、後から身につけた冷静さなのかもしれません。 というのはさておいて、面白い事をおっしゃっていました。 『サッカーの戦術なんてのは当は質ではなくて、フ

    t298ra
    t298ra 2010/09/14
    「世界陸上とかオリンピックとかで大きなドラマがあったように見えますが、しかしあれは言ってみれば最後のチェックみたいなもので、本当に勝負に影響しているのは、意外なくらい何でも無い淡々とした毎日です。」
  • 為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:嫌われる練習

    ◆iモード メニューリスト>スポーツ>各種スポーツ>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆Yahoo!ケータイ メニューリスト>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆EZweb EZトップメニュー>カテゴリで探す>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル 人に嫌われるという事は人間が何か好みを持って生きている存在である以上仕方ない事です。誰からも嫌われていない存在というのは、誰からも知られていない存在でない以上、存在する事は難しくなります。 personalityによっても違いますが、例えば人に嫌われる確率が1%だったとしても、10人の中に自分を嫌いになる人が出てくる可能性は低いですが、10000人になるとほぼ必ず誰かには嫌われます。そして嫌われた人のうち、数%は直接言わないと気が済まない人が混じってきます。 これにやられてしま

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:スポーツの仕分け

    ◆iモード メニューリスト>スポーツ>各種スポーツ>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆Yahoo!ケータイ メニューリスト>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆EZweb EZトップメニュー>カテゴリで探す>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル 私は日に滞在しているとき、我々が呼ぶjiss、国立スポーツ科学センターという所でトレーニングしています。赤羽というところにありまして、都心から車で30分程度のところにあります。 これが出来て以前よりは格段に競技生活も豊かになりました。なにしろそれまでトレーニングを出来る場所が日に無かったので、例えば海外を拠点にしている選手なんかはいちいち各行政にパブリックな競技場を予約しなければならなかったわけです。そういう市や町とのやり取りの窮屈さはよく知っていますから、その当時は相当に

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:スポンサーに提供しているもの

    ◆iモード メニューリスト>スポーツ>各種スポーツ>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆Yahoo!ケータイ メニューリスト>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル ◆EZweb EZトップメニュー>カテゴリで探す>スポーツ>サッカー>トップアスリートモバイル>為末大モバイル Jリーグで表彰式問題が大きくなっています。なんともけしからん。こちらで入る情報では世の中の反応はそういうものが多いです。実際の所はどうなんでしょうか。 とあるファンの方からメールをもらいまして、この問題について考えこみました。 個人的な実感として、スポーツの世界ではこういうものはいつ出てきてもおかしくないように感じていました。アマチュアスポーツでは、礼儀正しさが身体に叩き込まれていますから、今まで起きませんでしたが、根源的な問題としては我々も同じようなものを抱えているような気

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:実業団撤退を考える

    金融危機から来る不況に見舞われている日企業が、次々に実業団から撤退しています。日陸上界は、そのほとんどを実業団システムと関係を密にしてきましたから、実業団の危機はそのまま陸上界の危機でもあります。今現在の実業団が一切崩壊したら、おそらくは現在の代表選手のうち10名も残らないでしょう。 景気が停滞し、企業運営が危うくなると出てくるこの実業団存続問題。10年ほど前、私が学生時代にも同じような論議がなされていました。いったいスポーツをなんだと思っているんだと、憤った事を思い出します。 今は昔と違い、株主として見ている企業、それから経営陣として関わっている企業があります。いったい企業がどんなロジックで動いているかを少しは理解できるようになりました。 株式会社は株主から投じられたお金を、人や物やシステムや、様々なものに置き換え、それが最大の利益を生むために運営するという使命を負っています。稼げ

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:緊張して失敗してしまう人へ

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:なぜジャンパーは拍手を求めるのか

    ぼんやりとは知っていましたが、真相を人から聞いてきました。きっとこれは疑問に思っている人も多いでしょう。なぜ跳躍の選手は、自分たちが跳ぶ前に拍手を求めて、それに観客は合わせるのか。 陸上界では常識ですけども、他の世界から見るとあの行為は相当不思議に映るはずです。いったい陸上競技場のあのコンセンサスはなんなのでしょう。 とある日のストックホルムでした。またも主役はウィリー・バンクス。実は前日に大変な事がミーティングで決まっていました。 陸上競技の興行化が進み始めた頃です。お客さんを呼ぶことができる種目に絞り、そこに集中させていく。選択と集中、陸上界にも淘汰の波が来ていました。集客できる種目に集中し、呼べない種目は行わないという方針が決まったのです。三段跳は行わない方に分類されてしまっていました。ストックホルム以降の大会では三段跳は行わないという通達がおりていたのです。 国際的には日

  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:円谷幸吉物語

    知り合いの方が編集されたというので、円谷幸吉物語をよんでいました。砂浜で、正午過ぎの南国の日光に照らされながら、物語に入り込んでいました。 悲劇の物語としてスポーツ史に残る人物です。東京五輪前年で彗星のように現れ、瞬く間に五輪のメダリストに上り詰め、その後の故障、不調、それから自ら死を選ぶまで、わずか5年ほどでした。陸上選手であればもちろん知ってはいますが、その人生を知るのは私はこれが初めてです。 私のような、ちょっと最後に周囲の期待に無責任になってしまう人間と違って、非常に責任感の強い人だったと書いてあります。期待していただいている以上、結果を出さねば。そう自分を駆り立てている人。自分で目指せる所と、周囲の期待との剥離。この苦しみに耐えられませんでした。 こういった話は避けて通る事が世の暗黙の共通認識となっていますが、私は少し考え込んでしまいました。円谷幸吉が晩年、まだ20台も後半なのに

    t298ra
    t298ra 2008/10/20
    >「ただ勝つ事を求める風潮がスポーツの世界にあるように思うのです。」「オリンピックのリレーの後に末續と話をしたのを思い出します。『これでメダル以外は許されなくなっちゃったね』と呟いていました。
  • @nifty:為末大オフィシャルサイト「侍ハードラー」:現役

    カール・ルイスのようになりたいと思ってこれまで走り続けてきました。競技場が注目する中で颯爽と勝利をかっさらっていく。そういう存在になりたいと思い続けてきました。9歳の頃からです。 9歳から21年。思えばずいぶん遠くに来たような気がします。初めて走った100mは15秒でした。もうハードル付きで400m走っても、100m は12秒程度しかかかりません。ウェアもスパイクも、スポンサーに提供していただけるようになりました。走る事で対価をいただけるようにもなりました。 昔、夢に描いていた事もほとんど実現できました。日一になる、オリンピックに出場する、世間に認知される選手になる。自分でも幸せな競技人生だと思います。  ネームバリューもずいぶん付けさせて、付けさせるという表現が正しいのかわかりませんが、付けさせてもらいました。当にいろんな方々に知られるようになったなと思います。 そこで、走ること以

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