何かにつけて「アメリカでは~」「シンガポールでは~」と海外の事例を持ち出しては羨ましがり、それをもって日本の現状を批判し、「日本でも~を導入すべきだ」と他国の制度を真似たがる。 そういう人を「出羽守」と引っかけて皮肉ったのが、「ではの守」である。 経済や経営の議論では、この「ではの守」が頻繁に登場する。中でも、ベンチャー企業やイノベーションについて語られる際には、「アメリカでは」「シリコンバレーでは」と、「ではの守」が大見得を切るのが定番となっている。 例えば、こんな調子である。 「アメリカでは、若者がリスクをとってベンチャー企業を次々と起こしている。シリコンバレーでは、世界中から優秀な人材が集まってきて、次々とイノベーションを生み出している。グーグル、アップル、フェイスブックを見よ。これこそが、アメリカ経済のダイナミズムだ。 それに比べて、日本人はリスクをとろうとしない。雇用の安定した企
5月29日、戦後秩序の変化を巡るメルケル独首相の28日の発言はいつになく率直だった。トランプ米大統領への不満が高まる一方、フランスのマクロン新大統領と欧州改革で協調する決意を固め、メルケル氏が自らの立場をはっきりさせたという。写真はミュンヘンで28日撮影(2017年 ロイター/Michaela Rehle) [ベルリン 29日 ロイター] - ドイツのメルケル首相はしばしば重要な政治的問題について慎重な言い回しをするが、戦後秩序の変化を巡る週末の発言はいつになく率直だった。トランプ米大統領への不満が高まる一方、フランスのマクロン新大統領と欧州改革で協調する決意を固め、ドイツ国内政治への配慮も高めた結果、メルケル氏が自らの立場をはっきりさせたと複数のドイツ政府高官や欧州当局者は話している。 メルケル氏は28日、先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)後にミュンヘンで演説し、「他国に完全に頼るこ
旧日本軍の司令部に学徒動員され、広島市に原爆が投下された直後、「広島が全滅です。新型爆弾にやられました」と第一報を軍に伝えたとされる、岡ヨシエさんが、悪性リンパ腫のため亡くなりました。86歳でした。 自身も原爆の後遺症に苦しみ、被爆した元教師などで作る会に所属して、当時の体験や平和への願いを訴える証言活動を長年にわたって続けてきました。 去年5月にアメリカのオバマ大統領が広島を訪問する直前には、原爆の被害を語り継ぐ会に参加し、「罪のない市民がどんな苦しみを受けたのか、しっかり見てもらいたい」と発言していました。 親族によりますと、岡さんは悪性リンパ腫のため、ことし3月に入院して治療を受けていましたが、今月19日に亡くなったということです。
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