[ダラス 25日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米フェイスブックFB.O株は25日、過去最高値で取引を終了した後、時間外で急落した。四半期決算の内容が投資家の失望を誘い、売りが殺到したためだ。 ただ、フェイスブックは偽ニュースを巡る不祥事や規制強化など不安材料が多く、今後状況がさらに悪化する恐れもある。 フェイスブックが引け後に発表した第2・四半期決算の売上高は前年同期比42%増の130億ドル超。大半を広告収入が占め、市場予想の134億ドルには届かなかったが、その差はわずかだった。 利用者数も増加。1日当たりアクティブユーザー数は11%増の15億人と、2004年に起業した新興企業としては驚異的な数字だ。しかしこの利用者数が、投資家に弱点と映ったのかもしれない。北米と欧州で前期比が横ばいか減少を示したためだ。 フェイスブックが今後の売上高の伸びの鈍化を警告すると、株価はさらに下