世界各国では女性の社会参加を促すために、様々な制度が導入されています。一方、日本は何周遅れかもわからない状況です。今回は政治家を中心に、日本の男女共同参画が進まない理由を考えます。(『らぽーる・マガジン』原彰宏) 【関連】NHK受信料削減の切り札「Eテレ売却」にTV各局が反対するワケ。田中角栄と電波利権の闇=原彰宏 ※本記事は、『らぽーる・マガジン』 2021年6月14日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。 日本の女性議員比率は9.9%、G7で最下位 2018年に成立した「政治分野における男女共同参画推進法」の改正案が今国会で提出され、全会一致で可決されました。 内閣府にある「男女共同参画局」ホームページには、2018年成立の「政治分野における男女共同参画推進法」に関する説明が載っています。 この法律は、衆議院、参議院及び地方議会の選挙に