当面は、在庫のチップを使い製造をしていましたが、じゅうぶんではなく、生産ができずに出荷数が落ちていきます。Counterpointなどの出荷統計では、「その他」に含められてしまい、「ファーウェイ」の項目が消えてしまいました。 しかし、ファーウェイのスマホは死んでいません。すぐさまハーモニーOSを発表し、Androidに頼らないスマホ生産を始めました。米政府の制裁のねらいは、大方の予想通り5Gにあったようで、4Gのみ対応のチップであれば米クアルコムから入手でき、それで新製品を発表しています。 そして、4月27日には、ウェイボー公式アカウントで、「供給は大幅に改善されました。今年はファーウェイのスマホが帰ってきます」という宣言を行いました。 ハーモニーOSとはどのようなもので、どこまで普及する可能性のあるものなのでしょうか。 今回は、ハーモニーOSとファーウェイの巻き返しについてご紹介します。