北朝鮮無人機、南北境界線越えソウル近くを飛行-韓国は威嚇射撃 Sangmi Cha、Heejin Kim 北朝鮮の無人機が26日に南北境界線を越えたことを受け、韓国は民間航空機のフライトを一部停止し、無人機を撃墜するために緊急軍事体制を敷いた。 韓国軍合同参謀本部は現地時間午前10時25分(日本時間同)から、複数の「未確認物体」を領空内に探知。無人機が境界線を越えて京畿道に飛来したとみている。 韓国軍は戦闘機と軍用ヘリコプターを発進させ、これらの物体に向けて威嚇射撃を行ったという。撃墜したかどうかについては明らかにされていない。政府関係者を引用した聯合ニュースの報道によれば、無人機は韓国の住宅地の上空を経て首都ソウル近辺を飛行し、韓国軍はそれらの撃墜を試みた。 聯合によると、北朝鮮の無人機が南北境界線を越えたのは2017年6月以来、約5年半ぶり。23日には短距離弾道ミサイルと推定されるもの