Published 2023/07/08 19:30 (JST) Updated 2023/07/08 20:09 (JST) 【キーウ共同】ロシアのウクライナ侵攻開始から8日で500日となった。ウクライナは6月上旬に反転攻勢に乗り出したが、地雷原や砲撃などロシア軍の激しい抵抗に阻まれて苦戦する。進軍は想定より遅く、反転攻勢後に奪還した領土はロシア占領地域の0.1~0.2%にとどまる。ウクライナは空軍力で劣り、空爆の犠牲を抑えるため戦力を温存。強力な欧米供与兵器の到着を待ち、ロシアの防衛線突破を狙う。 米国防総省は7日、殺傷能力が高いクラスター(集束)弾をウクライナに供与すると発表した。非人道性が強い兵器だが、反転攻勢を後押しするために必要だと判断し、慎重姿勢を転換した。人権団体は反発している。 ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、侵攻500日に合わせ、ロシア軍に一時占領された後、昨年6