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ブックマーク / blog.livedoor.jp/sakurasakukoutakuji (24)

  • 現在の日本の仏教を見る。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2014/4/2622:42 現在の日の仏教を見る。 現在の日の仏教を見てみるとこんな感じでしょうか。 鎌倉時代前後までに成立した、大乗仏教と言われる伝統仏教。 もちろんこの伝統仏教の中でも大きく分かれますが、宗派仏教とも言える。 ここは観光寺院か檀家制度に依存した寺院かにほぼ分けられる。 この仏教には日を代表する僧侶はあまりいません、なぜなら宗派と言う 枠組みの中で語られることが多いからでしょう。 そこに、ここ十年くらいで日に急速に入ってきた上座部仏教。 これは昔に小乗仏教と言われていましたが、それはすでに大乗仏教の学問 上だけの呼称となりました。 東南アジアを中心として発展した仏教です。 世界的に見て仏教と言えばこの上座部仏教のことになります。 こちらには世界的に活躍しておられる僧はたくさんいらっしゃる。 もうひとつは日には真言宗があるので、勢力自体はありませんが、世界的 に

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  • お寺離れ ・・・ そこに世代の壁がある。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2013/7/1523:19 お寺離れ ・・・ そこに世代の壁がある。 私は昭和35年生まれ。 現在は50代前半、若くもなく、ただ高齢化社会においては年配と までは言えないな。 このまえ、ある方がボソッと話されことがある。 葬儀業界の方でした。 お寺に熱心だった方々の子どもたちがお寺嫌いになっていること が意外と多いのだとか。 子どもと言っても、60代~40代の世代の方々です。 お寺のこと、仏様のこと、先祖のこと。 これはその家に代々伝わってきたものです、そして家を守るのと 同時にお寺を守ってきた。 家の宗教としてのお寺の存在があったのです。 でも今はそれさえも厳しさに直面しているということか。 寺院や僧侶は、どちらかと言うと自分たちより上の世代との付き 合いが多くなる。 逆に同世代の話しを聞くことが少なくなるのかも知れない。 私身近にそのことは感じていた。 私の母の実家は、お寺の総代を代

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  • 遺言と相続 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2013/3/2618:14 遺言と相続 今日、ある方が亡くなられたと聞いた。 まだ若く、これからの人生である。 多少のご縁があった方だけに、驚きの心があり信じられない思いだった。 事故であったと聞く。 親族でも家族でもないので、私には遺言も相続も関係ない。 でも当のその方の生きた証、そしてその方から感じるご縁をおもうとき、 それは私にとっての遺言であり相続であるなと思ったのです。 その方の人生には周りからは、量り知ることのできないものがあるでしょ う。 残された者にとっては、突然の訃報、そして突然の悲しみ。 現実を受け入れることができないでしょう。 仏のご縁で出会った。 そのときの思い出が頭をよぎる。 一瞬であったが、確かに私はその方の生きたいのちを感じた。 今思うと、その笑顔の陰に、何かを感じることがった。 今日、そのことを聞いたとき、驚きとともにやっぱりそうかとも思った。 直接私に

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  • 寺院と僧侶、保守的な世界も限界が近づいている。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2013/2/2822:28 寺院と僧侶、保守的な世界も限界が近づいている。 先日、あるお寺さんからメールをいただいた。 そこに連絡事項とは別に、雑誌の記事の紹介もありました。 お寺や葬儀のことが、いろいろ書いてあり、これから変わって行かざる を得ない寺院事情、そして葬儀のことが書いてありました。 これらのことは、10年くらい前、私が僧侶の道に進むかどうかを考え ていたときの内容が、いよいよ現実に迫って来たなと感じた。 でも実際に僧侶の道を歩み始めてからは、僧侶の中に、この問題意識 を持っている人は少なかったのです。 これは私としては意外でした、もっと危機感があっただろうと勝手に思っ ていたからです。 お寺とか僧侶の世界に居ると、お寺や葬儀、そして法事などは変わら らないと思っている。 もしくは、変わらないで欲しいとの願望かも知れないが。 最近でも、それほどではなかった。 確かに、僧侶の世

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  • お寺に行こう。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2013/2/271:12 お寺に行こう。 宿坊を始めて、分ったことがある。 お寺に人が来なくなったと言うけれど、信仰心が亡くなったと言うことだけ ではない。 お寺に魅力を感じないと言うことなんじゃないかな。 なぜなら、若い人も含めて、お寺に興味を持っている人は意外と多いのだ。 だけど、行っていいのかどうか、行ってみたいと思うお寺があるかどうか。 そんなことを感じている人が多いのでは。 情報発信力がないと言うこともあるでしょう。 檀家さんの葬儀や法事だけしていればいい、そんなお寺も多いでしょう。 求められていないと言うことだけじゃなくて、お寺が受け入れる態勢になって いないということもあるでしょう。 願寺では、お寺離れをどうしてい止めるか、どうやったらお寺に人が来て くれるのか、議論は多いけど結論はいつも出ない。 宿坊には全国から若い人から年配者まで、わざわざ足を運んでくださる方々 が

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  • リタイア後の人生・・・みんなのふる里を創ろう。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2013/1/98:23 リタイア後の人生・・・みんなのふる里を創ろう。 高度成長と経済発展。 ただひたすら前を向いて走ってきた世代。 でもこれからは、少子高齢化の波。 自分たちで自分たちの人生を創り出すことが必要だと感じる。 それは元気な時も、歳を取っても、そしてそこから先のことも。 ただ、アジア諸国も日の後を追うように経済発展が目覚ましい。 経済的には、もう日と遜色なくなる日が来るだろう。 移住も、物価の安いアジアの国に、とはもはや言えない。 なぜなら、行っているうちに物価が急上昇するのが見えている。 病気もする、連れ合いもどちらかが先に亡くなる。 だとすれば、日でゆっくりと心豊かに暮らした方が良いだろう。 そこに求められるのは何か。 僕が考えること、そして提案するのはこうだ。 四季の自然が豊かなこと。 そして、べ物が美味しいこと。 無農薬の野菜を自分で作ることができること。

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  • 宿坊の出会いってすごいな・・・と感じる。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/12/61:46 宿坊の出会いってすごいな・・・と感じる。 宿坊を始めてみて、いろんな出会いがありました。 普段のお寺の生活では、出会いないなと思う。 今年の4月から始めたばかりです。 まして、こんな鳥取の観光地でもないお寺を訪ねて来られる人がいる と言うこと自体、私が驚いているくらいです。 女性お一人が一番多いかな。 でも男性お一人も徐々に増えてきました。 NHKや新聞で紹介していただいたおかげで、年配の方やグループの 方々も訪れるようになった。 もちろん、旅館やホテルではないし、何もない山里なので、毎日では ありません。 最近は、せいぜい週にお一組くらいでしょうか。 でもお一組毎に、それぞれ違った出会いがあります。 ホテルなどと違い、お一人お一人との接点が深いですね。 すぐに知り合いの様な感じになります。 仕事に疲れて、のんびりされたい方。 悩みや相談したいことがある方。 仏

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  • お寺を仏教テーマパークに・・・。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/11/221:46 お寺を仏教テーマパークに・・・。 お寺を仏教のテーマパークにできるか。 若者の仏教離れが言われるが、決してそんなことはないと思っている。 ただ、仏教やお寺の情報発信力が弱かっただけだと思う。 それは、お寺側に危機感がないからだろう。 大きなお寺は、葬式と法事で十分やって行ける。 体制的には、保守的な考えが行き渡っている。 今の流れを変えたくないと言った感じでしょう。 何故なら、自分の時代のことばかり、この先も変わらないと思っている。 と言うより、そう思っていたいのでしょう。 だから、檀家さん以外への情報発信はしなくてもいい。 今日、TVの情報番組を見ていたら、今はテーマパークや遊園地が、 大人気なのだと言う。 いずれも入場客が大幅アップ、増益なのだと言う。 ポイントとして上がっていたのが、団塊の世代以上の方々の三世代が 一緒に訪れることができるから。 つまり、

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  • お寺プロデュース・・1.序説。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/10/240:40 お寺プロデュース・・1.序説。 ( 和室談話室のコタツから入った風景) お寺をプロデュースする。 これって意外と面白い、事業としてやる訳ではないので、余計に面白い。 そう思っているので、お寺プロデュースについて少しずつ話しをしよう。 今日は、そんなお話しの一端を。 お寺をプロデュースする。 言うはやすし、でも実行することは難しい。 でも、これからの時代、お寺もプロデュースして行く必要がある。 この10年で、ネットを中心として社会が大きく変わった。 その中で、価値観も大きく変わりつつある。 最近、70代~80代の男性と女性とお話ししていて、お寺のことにいろ いろアドバイスをいただいたことがありました。 と言うか、お寺にもっと期待しておられる。 でも、今のお寺では何か物足りない。 特に最近、年配の方でもいろんなことを感じておられます。 お寺離れは、決して若者だけじ

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  • 「やずブータン村」いよいよ始動します・・・発進。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/10/200:56 「やずブータン村」いよいよ始動します・・・発進。 鳥取県にある八頭町、やずと読みます。 鳥取県の東部に位置する、山間の町です。 私のお寺は、この八頭町にありますが、町の中でも過疎化が進んで いる地域です。 そこに、「やずブータン村」を発足させます。 写真でも、「やずブータン村」のイメージが分かるかも・・・。 その発足イベントを11月17日~18日に開催。 イベントは、寺社コン(婚活イベント)と、地域おこし講演会です。 「やずブータン村」とは、そこに暮らしている、すべての人々の幸せを 願う仮想共同体です。 仮想と言っても実体がないわけじゃない、でも常に変化して行く共同体 なので仮想としています。 すべての人を幸せにすることは難しい、でも八頭に住んでて良かった、 そう思える町にしたい。 ただそれだけの思いで始めます。 現在は社会環境の変化が速い、なので枠をはめてし

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  • 「全国宿坊ベストガイド」に掲載されています。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/10/523:14 「全国宿坊ベストガイド」に掲載されています。 9月に、全国の宿坊を紹介した「全国宿坊ガイド」が発刊されました。 宿坊光澤寺は、今年4月の開業ですので、宿坊を紹介したガイドブック には掲載されていませんでした。 今回の発刊には間に合ったので、掲載していただくことができました。 地方の観光地でもなく、有名な寺院でもないので、この様なガイドブック に載せていただけるのは、有り難いことです。 今まではホームページだけが頼りでしたが、それでもこの宿坊を探し 出して、わざわざご遠方より訪ねて来られる方がいらっしゃいます。 つまり、ご遠方より、観光ではなくこの宿坊を訪れるためだけに、お越し いただいているのです。 一日一組限定としてやっているので、ゆっくしていただけるのが良いの でしょうか。 でも、これからもずっと、そのスタンスは変わりません。 これからも、料理や各種講座を

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  • お寺をオープンな交流拠点に・・・日本海新聞の宿坊光澤寺の記事より。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/9/218:30 お寺をオープンな交流拠点に・・・日海新聞の宿坊光澤寺の記事より。 9月21日の日海新聞に宿坊の紹介記事が掲載されました。 取材は先日でしたが、自民党の総裁選に地元選出の石場茂氏が出馬して いるので、まだ先かなと思っていたのですが、意外と早く登場です。 今回の記事は、宿坊やNPO、町おこしのことが中心でした。 11月に開催する寺社コンのことも紹介があり、いいタイミングです。 宿坊光澤寺は、町おこしの観点から、地元の県や町の行政とも連携して 行こうと考えています。 お寺は、どちらかと言うと檀家(門徒)さん向けですが、やはり来はオー プンな存在だと考えています。 昔からそこにある、地域資源でもあるのです。 行政や観光協会などとタイアップして、行政などが対応できない 部分をNPOとして補って行く。 そうすることで、町おこしをしながら、結果的に寺院活性化につながりま

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  • 葬式仏教を考える・・・その2(寺院葬に取り組む) : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/9/911:29 葬式仏教を考える・・・その2(寺院葬に取り組む) 日の仏教においては、葬送儀礼を執り行うことが、重要な役割になって いる。 やはり、死と言うことは、当人にとっても残された人々にとっても、大切な 人生のテーマであり、通過儀礼なのでしょう。 そんな中で、光澤寺では寺院で葬儀を執り行えるように準備を進めています。 もちろん以前から、お寺で葬儀をされているところは、たくさんあるでしょう。 ただ私のお寺では、葬儀は自宅で行うことが中心で、寺院での葬儀は滅多 にありませんでした。 ではなぜ、寺院葬を始めようと思ったのか。 それは、高齢者だけのご家庭が増えてきたこと、そして親族が県外に居住 されていることが多くなったことから。 死は、どんな方でも突然です、たとえ余命数か月と告げられていても、いつか は分からない。 そうすると、亡くなられた後、ゆっくり進めることができない。

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  • お寺、そして僧侶の存在意義が問われている。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/8/141:9 お寺、そして僧侶の存在意義が問われている。 地方都市というか、山間部の田舎町でも葬儀会館が増えている。 特にこの10年の増加ぶりはかなりすごい。 田舎で新築の目立つ建造物は、老人介護施設と葬儀会館かな。 不景気でも新築できるのは、この二つの業種でしょうか。 これは日の人口構成と社会環境、もちろん福祉産業の隆盛によって。 僧侶の立場で考えると、約10年前は、仏教やお寺、そして僧侶としてでき ることは何か。 求められているものは何か、そんなことを会社員をしながら考えていた。 その頃から考えても、一気に社会環境が変化しました。 お寺として取り組むものに、介護やターミナルケア、福祉分野などが考え られたが、今ではそんなところにお寺が入り込む余地などない。 と言うより、お寺が入り込む意味が見いだせなくなったのです。 あれだけボランティアグループの草分の人たちが頑張って、介

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  • 学者脳、評論家脳の限界について・・・そして僧侶の問題。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/6/3014:18 学者脳、評論家脳の限界について・・・そして僧侶の問題。 前回に、あるのことを書きました。 そのことで、僧侶として感じたことを少し書いてみようかな。 ある方から、やはり「信」がないからでしょうか、とのコメントをいただいた。 実際に、そうだと思う。 その典型が、『教行信証』や『歎異抄』に関わる論評だと思う。 この書物を、教えとして受け止め、その思いを自らが聞いて行く作業をすれば、 受けとめ方が全く違うのです。 自分の教えとして、自分のこととして受け止めて行く。 ところが、学者は表面的な部分とか、世間一般的な背景や歴史から考え ようとする。 それなら、その書物の意味していることは、まったく見えてこないのです。 学者脳や評論家脳の限界はそこにある。 特に宗教に関わるものはそうであろう。 吉隆明氏がいた。 その思考性は別として、親鸞聖人の教えを自分で受け止めておられ

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  • 過疎寺院対策、新聞記事を読んで・・・寺院版星野リゾート? : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/6/2818:47 過疎寺院対策、新聞記事を読んで・・・寺院版星野リゾート? 6月26日の地方新聞に、過疎地域の寺院の相談員の話しが載っていた。 寺院を巡回して、いろんな相談や活性化の話しをしているとのこと。 過疎寺院は、高齢化や檀家減少で苦境にあります。 これは、日蓮宗が過疎地のお寺の活性化事業の一環として行っているら しい。 先日は日蓮宗が主催で、寺院活性コンテストを行っていました。 効果があるかどうか別として、寺院側の活性化を支援をするという姿勢は 素晴らしいですね。 日蓮宗では、過疎地寺院の割合は16%だそうです。 ここから考えると、日蓮宗の場合、どちらかというと都市型の宗派ですね。 だからこそ、過疎対策に目が向くのかも知れません。 浄土真宗の最重点課題は、逆に都市開教ですから。 お寺って、宗派や地域で連携しているようで、実はお寺って孤立した状態 なのです。 IT化や、経

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  • 浄土真宗の僧侶になるには・・12(お寺を作ろう)。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/4/2222:35 浄土真宗の僧侶になるには・・12(お寺を作ろう)。 全国の伝統仏教の寺院は、どちらかというと守り中心です。 これは、檀家制度の延長線上にあるから、やむを得ない。 でも、そんな時代も、大きく環境の変化によって、変わって行くだろう。 伝統仏教の寺院も、そろそろ格的に攻めの時代になって行かなくては、 時代に取り残されて行く。 攻めには、まずマーケティング、そして古き伝統と、新しい価値観の融合。 これなどは、新興系の宗教団体が得意とするところでしょう。 ただ、同じようなことをやっても意味がない。 伝統仏教教団であるからできること、それを徹底してアピールするのだ。 それも、新しい方法で。 寺院だって、今までの様な、お寺にこだわる必要はない。 もっと身軽に、そして、もっと身近に。 そして、情報発信力のある寺院。 それほどお金を掛けなくても、展開は図れると思う。 だから、

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  • お墓って必要? : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/4/1123:20 お墓って必要? お墓って必要でしょうか? 最近、田舎ではお墓を見守る人が近くにいないとか、そんな話しが多い。 その影響かTVを見てると、お墓の清掃やお参りの代行サービスが、流行 っていると言う。 これから都市部では、高齢化社会を前に、お墓不足になるとも言われて いるようです。 戒名の問題が話題になっていましたが、葬儀やお墓はどうなのでしょうか。 これからの世代の方々は、どう考えているのでしょうか。 最近は、お寺さんでも納骨堂を新設するところが増えてきました。 新しく納骨される方もいらっしゃるようですが、遠いお墓から移転する場合 もあるそうです。 高齢化もあって、お墓の管理も大変になってきたということです。 葬儀のあり方もそうですが、これからのお墓のあり方も、少し考えていく 必要がありそうです。 私の周りの方々の話しを聞いていると、やはり何らかの形で、お墓は必要

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  • 浄土真宗的生活のすすめⅨ・・寺で葬儀をする。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/4/123:34 浄土真宗的生活のすすめⅨ・・寺で葬儀をする。 浄土真宗だから、寺で葬儀をすると言う訳ではない。 ただ、浄土真宗的な葬儀を考えたとき、お寺なら、もっとしっかり見送ること ができるのではないかと思う。 死は突然です。 余命数か月と言われていても、やはり死は突然でしょう。 なので、そのときはゆっくり考える暇もない。 周りからは、あれもこれもと言われる。 お寺なら、元気なうちから、希望を聞いておくことができる。 そして、お寺側で準備をしているから、あわてないで済むのです。 そして、浄土真宗の葬儀に必要最低限のものを、揃えておく。 華美なものは必要ない。 当に必要なものだけで、丁寧に、そして厳かに見送るのです。 その方の生きてきた証として、その人生の完成のときを見守る。 そして、残された者のために、しっかりと見送る。 これは、どちらも儀式として大切なことなのです。 枕経

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  • 仏教ルネッサンス塾から・・10年経った今。 : 光澤寺日記:宿坊と永代供養とやずブータン村

    2012/3/2721:34 仏教ルネッサンス塾から・・10年経った今。 僕が東京で会社員をしていた頃、東京には仏教関係のイベント紹介雑誌 があった。 多分、季刊くらいではなかったかと思う。 たまたま、その雑誌をある講座で見つけて、そこに興味のある講座を見つ けては、毎週どこかに出かけていた。 そして丁度、上田紀行氏の「仏教ルネッサンス塾」に出会った。 「がんばれ仏教」というを出されたばかりでもあった。 閉塞感のあった日仏教を、来の輝きを取り戻そうという試み。 場所は、芝公園近くの青松寺。 このお寺は、曹洞宗の学林のあった寺院で、駒沢大学の前身だった寺。 そこには当時、あの南直哉氏がおられた。 まだ当時は、仏教界にはそんな動きは少なく、保守ムード一色。 まだ物珍しさが先にあった。 浄土真宗では、松圭介氏が「おぼうさんはじめました」を出された頃。 青松寺の近く、神谷町の光明寺におられ

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