衝撃的な事件 しばらく前から、ドイツのあちこちの公営プールで、暴力行為がはびこっているというニュースが報じられていた。とくにデュッセルドルフ市のあるプールでは、若い男性グループ(約60名)による狼藉が、7月だけでで3度も起こり、相当数の警官が出動して、プールを一時閉鎖するという事態に至った。せっかくの夏休み、子供たちにはいい迷惑だ。 警官は、その際、ペッパースプレー(催涙スプレー)まで使用したというから、ただ事ではない。暴れたのは、北アフリカ風の男たち(難民、および難民申請者を意味する)らしいが、結局、警察は3度とも、誰をも拘束しなかった。 ドイツの屋外プールは、周りに広々とした芝生が広がり、本当に気持ちが良い。私も子供たちが小さかった頃は、午前中から木陰に陣取って、子供たちを遊ばせつつ、日がな一日、本を読んで過ごした思い出がある。 子供たちは、泳いだり、砂場で遊んだり、お腹が空くと戻って