南米ベネズエラのバリナス州で29日、反米左翼チャベス大統領(58)が4選を目指す大統領選をめぐり、対抗馬の野党統一候補カプリレス氏(40)の支持者2人が選挙運動中に銃撃され死亡した。同州はチャベス氏の出身地で同氏支持者による犯行とみられる。地元メディアが伝えた。
南米ベネズエラのバリナス州で29日、反米左翼チャベス大統領(58)が4選を目指す大統領選をめぐり、対抗馬の野党統一候補カプリレス氏(40)の支持者2人が選挙運動中に銃撃され死亡した。同州はチャベス氏の出身地で同氏支持者による犯行とみられる。地元メディアが伝えた。
南米ベネズエラのチャベス大統領は20日、リビアの最高指導者だったカダフィ大佐が死亡したことを受け、記者団に対し「偉大な闘士、革命家、殉教者として記憶されるだろう」と述べ、かつての盟友の死を悼んだ。 チャベス氏はカダフィ氏の死をテロリストによる「暗殺」と表現。「ヤンキー帝国(米国)は世界を支配できない。帝国は世界を征服しようと努力して、火を放っている」と述べ、欧米諸国の対リビア戦略をあらためて批判した。 両氏は反米を共通項に密接な関係にあり、政権崩壊前後にカダフィ氏のベネズエラ亡命説が浮上したこともある。(共同)
キューバの首都ハバナ(Havana)の病院でフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長(左)の見舞いを受ける、緊急手術を受けたウゴ・チャベス(Hugo Chavez)ベネズエラ大統領(2011年6月17日撮影)。(c)AFP/www.cubadebate.cu 【6月26日 AFP】米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)のスペイン語紙エル・ヌエボ・ヘラルド(El Nuevo Herald)は25日、複数の米情報当局者の話として、キューバ訪問中に緊急手術を受けたベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(56)の容態は「深刻」だが安定していると報じた。 これによると、チャベス大統領は前立腺がんの治療を受けているというベネズエラ国内で流れているうわさについて、複数の米情報当局者がコメントすることを拒否した。しかしそのうちの1人は、大統領は「生命
ベネズエラ・カラカス(Caracas)の大統領宮殿で記者会見する同国のウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(2010年7月22日撮影)。(c)AFP/Juan BARRETO 【7月31日 AFP】コロンビアとベネズエラの関係が悪化する中、ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は30日、間もなく任期満了を迎えるコロンビアのアルバロ・ウリベ(Alvaro Uribe)大統領がこの時期に「何をやってもおかしくない」として、対コロンビア国境地帯へ軍部隊を配備したことを発表した。 コロンビアのウリベ大統領は今月中旬、左翼ゲリラ1500人をベネズエラが国内にかくまっているとして非難。チャベス大統領はこれを強く否定し、22日にコロンビアとの外交関係を断絶した。 チャベス大統領は、ベネズエラ国営VTVテレビの電話インタビューに対し、8月7日に任期満了を迎えるウリベ大統領が「
ベネズエラ・カラカス(Caracas)のコロンビア大使館(2010年7月22日撮影)。(c)AFP/MIGUEL GUTIERREZ 【7月23日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は22日、隣国コロンビアとの外交関係を断絶すると発表した。コロンビアは前週、同国の左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」をベネズエラが「かくまっている」と非難し、両国関係は悪化していた。 ベネズエラのニコラス・マドゥロ・モロス(Nicolas Maduro Moros)外相はただちに、同国にいるコロンビア外交官の72時間以内の国外退去と同大使館の閉鎖を命じた。また、コロンビアのベネズエラ大使館の閉鎖も併せて発表した。 米国と強固な軍事協定を結ぶコロンビアと、キューバの同盟国で豊富な石油収入によりロシ
噂の震源は? テレビで「アメリカは援助を名目にハイチを占領しようとしている」と発言したチャベス Reuters 外国の報道機関は、アメリカの主流メディアが怖気づいて取り上げないニュースも報じてくれるのでありがたい。ハイチ大地震がアメリカの陰謀だという説もそうだ。陰謀説は今や世界中を駆け巡っている。騒ぎの元は誤った噂にすぎないようだが、そんなことは問題ではない。アメリカの主流メディアも早く、政府に厳しい質問をぶつけ始めて欲しいものだ。 この陰謀は、オバマ政権だけではとても思いつかないほど見事なものだ。「邪悪な悪の同盟」(コメディドラマに出てくる悪のエリート集団)や、闇より太陽を好む「あべこべバンパイア」の協力も仰いだに違いない。 だが動機は何か。最貧国のハイチに地震を起こし、そこへ大規模な救援部隊を送り込むことでアメリカに何のトクがあるのだろう。これについても、さまざまな理論が飛び交っている
もう待てない 首都ポルトープランスで救援物資を求めて殺到する人々。地震は債務返済にあえぐハイチにとって大きな痛手だ(17日) Kena Betancur-Reuters アメリカやフランス、日本など19の先進国が貧しい債務国の負担軽減策を検討する非公式会合「パリクラブ」(主要債権国会議)が19日、大地震に襲われたカリブ海の小国ハイチに対する債権放棄を正式に呼びかけた。 この画期的な試みは、遅すぎた感もある。ハイチは貧しいだけでなく借金だらけの国だ。一部の債務の起源は1820年代にまでさかのぼる。ハイチを統治していたフランスは当時、独立を承認する代償として現在の通貨価値に換算して200億ドルもの支払いを要求した。 それ以来、ハイチは借金返済に苦しんできた。70年代から80年代に軍事独裁政権を敷いたジャンクロード・デュバリエ元大統領は、国の財政を私物化して債務を増やした。 ハイチは借金でひどく
ベネズエラの首都カラカス(Caracas)の議会議事堂で演説するウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(2010年1月15日撮影)。(c)AFP/Juan Camacho 【1月18日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は17日、ソニー(Sony)の家庭用ゲーム機「プレイステーション(PlayStation)」について、子どもたちを「資本主義の地獄」に導く「毒」だと痛烈に批判した。 チャベス大統領は以前にも、「利己主義、個人主義、暴力を助長する」としてゲームメーカー任天堂(Nintendo)を批判のやり玉に上げたことがあるが、その矛先が今度はゲーム機で世界売り上げ1位を誇る「プレイステーション」に向けられた。 毎週日曜に放送されるテレビ・ラジオ番組「アロー・プレジデンテ(Alo Presidente、こんにちは大統領)」のなかで、チャベス大統領は「『
ベネズエラ・Cojedesで、大統領自ら出演する週間ラジオ・テレビ番組「アロー・プレジデンテ(Alo Presidente、こんにちは大統領)」の一環で、トラクターを運転するウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(2010年1月10日撮影)。(c)AFP/PRESIDENCIA 【1月11日 AFP】通貨ボリバルの切り下げでインフレ高進懸念が高まっているベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は10日、商店主が商品を値上げした場合、店舗の接収などの強攻策を取ると警告し、取り締まり強化のため軍を動員する方針を示した。 チャベス大統領は自ら出演する週間ラジオ・テレビ番組「アロー・プレジデンテ(Alo Presidente、こんにちは大統領)」で、「(価格つり上げを行う商店主らを)国民の略奪者と呼ぼう。やりたかったらやればいい。彼らの商売が労働者の手に渡されることになる
ベネズエラ南東部にある世界で最も落差の大きな滝で、ユネスコ世界遺産(UNESCO World Heritage Site)のエンジェル・フォールズ(Angel Falls、天使の滝)。最大落差は979メートル(2009年9月13日撮影)。(c)AFP/THOMAS COEX 【12月21日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は20日、毎週日曜に放送され自ら出演する週間ラジオ・テレビ番組「アロー・プレジデンテ(Alo Presidente、こんにちは大統領)」で、自国にあるユネスコ世界遺産(UNESCO World Heritage Site)の滝、エンジェル・フォールズ(Angel Falls、天使の滝)の名称を、先住民の使っている呼称に改めるべきだと主張した。 世界で最も落差が大きいことで知られるこの滝は、1937年にこれを発見した米国の飛行士、ジミー・エ
ベネズエラ・マルガリータ島(Margarita Island)にあるヒルトン・マルガリータ・スイーツ・ホテル(Margarita Hilton & Suites Hotel)(2007年4月15日撮影)。(c)AFP/Pedro REY 【10月15日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領は14日、同国のマルガリータ島(Margarita island)にあるヒルトン・マルガリータ・スイーツ・ホテル(Margarita Hilton & Suites Hotel)を接収したことを明らかにした。 接収の理由は、前月26-27日に開催された南米・アフリカ首脳会議(サミット、Africa-South America Summit、ASA)の会場として同ホテルを使った際に、ホテルのオーナーがベネズエラ政府に対し条件を付けてきたからだという。 「首脳会議開催にあたり、わ
(CNN) 南米ベネズエラ政府は31日、国内の民間ラジオ局少なくとも34局に対し無期限の放送停止を命じた。地元メディアが報じた。政府当局者によると、事業許認可の期限切れ、資格外の人物による事業運営などが理由となっている。 同国のチャベス大統領は反米の左派政権を率い、政府に批判的なメディアの締め付けを最近、強めている。人権擁護団体は、反対意見を封殺する強権的な方法と批判している。 同国議会では最近、「メディア犯罪対策の特別法案」が提議され、可決される可能性がある。事実をねじ曲げ、混乱を招いた行為などは禁固刑で処罰されるとしている。 チャベス大統領に批判的な唯一のテレビ局も最近、経営者の脱税容疑などの名目で捜索、捜査の対象になっていた。
自身が出演する週間ラジオ・テレビ番組「アロー・プレジデンテ(Alo Presidente、こんにちは大統領)」の放送10周年を記念し、4日間の「出演マラソン」の初日の演説を行うベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(2009年5月28日撮影)。(c)AFP/PRESIDENCIA 【5月31日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領が自ら出演する週間ラジオ・テレビ番組「アロー・プレジデンテ(Alo Presidente、こんにちは大統領)」の放送開始10周年を記念し、大統領による4日間の「出演マラソン」が30日、3日目にして突然一時中断された。 この記念放送は28日から31日の4日間、大統領自らが語り、歌い、得意の他国政権に対する批判演説などを予定していた。 「アロー・プレジデンテ」は通常、毎週日曜、数時間の放送だが、拡大版による記念放送を希
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