前回の記事で触れた5月5日の東京ドームにおける長嶋茂雄と松井秀喜の国民栄誉賞授与式で、安倍晋三がプロ野球・読売球団の「背番号96」のユニフォームを着用して始球式に臨むという思わせぶりな憲法96条改定キャンペーンで大はしゃぎしていたのがまるで夢か幻であったかのように、先週はその96条改憲をめぐる状況が一変した。 アメリカが憲法96条改定に異を唱えたのである。 この記事を書くために「アメリカ 96条」や「米国 96条」でGoogle検索をかけても、なぜか大新聞などの記事がほとんど引っかからない。唯一、同一の内容と思われるTBS(東京)と毎日放送(大阪)のニュースが引っかかったが、放送局のニュースサイトの常でもうリンクが切れてしまっている。そこで『kojitakenの日記』に転記しておいたTBSニュースから関連箇所を下記に示す。 (前略)アメリカの議会関係者らが安倍政権側に対し、96条改正に対す