「極東の国、ニホンというカントリーは様々な面において希有な国で、この国を理解するのはベリーディフィカルトだ。」 なんてレポートよく聞かれますが、そらそうだと思うんです。 何せそういうレポートを書く奴に限って、『ドラゴンボール』という日本人のソウルに根付く作品を理解していないもの。 ハリウッドでつくられたそれは、もうひどかったもの。 いやさすがに、『狼牙風風拳』と『新狼牙風風拳』の名称以外の違いまで理解せよ、とは言わないが(だってそれは僕らにも、もしかしたら作者の鳥山先生にもわからないものだからね。)、せめて我々の国を少しでも理解しようという気があるなら、それなりに見識を深めないと難しいと思うわけですよ。 『ドラゴンボール』という作品の中で悟空はいくつもの奇跡を起こしてきたわけだけど、じゃあ彼の最強の技は何かって問われると、ジャン拳でもかめはめはでも界王拳でもなくてね、「元気玉」なんですわ。