日本サッカー協会(JFA)審判委員会は18日、東京都内でレフェリーブリーフィングを開いた。今季の開幕期から物議を呼んでいたファウル基準について重点的に説明。Jリーグ公式戦で起きた背後からのプッシング、ユニフォームを引っ張ることによるホールディング、足裏タックルなどの複数事例が紹介され、本来ファウルとすべき場面でノーファウルの判定が下されたり、提示されるべきカードが提示されなかった場面があったりしたことが伝えられた。 今季のJリーグでは2〜3月の開幕期、接触プレーの判定を巡ってレフェリーへの批判が次々と噴出した。主に目立ったのは上半身のプッシングやホールディングが見逃される場面。また足裏での接触プレーがノーファウルとされたり、カードが提示されなかったりする場面も複数見られ、一部チーム関係者から選手の安全のために判定基準を問い直すよう求める声も上がっていた。 この日のブリーフィングでは、元国際