文春と松本は名誉毀損訴訟の真っ最中だから、文春のいうことがすべて正しいとは思わない。だが、もし幾分かでも事実だとすれば、田代という弁護士は真実の追求なんぞそっちのけで、どんな手を使ってでも裁判を有利に進めたいという一念で凝り固まっているように思える。 しかし、松本を蔑ないがしろにして弁護士が勝手に動くわけはないから、合意の上なのであろう。 こうしたやり方を見ると、私は、松本人志は相当焦っているように思われる。マリー・ローランサン風にいえば、自分が“もっとも哀れな忘れられたお笑い芸人”になってしまうことに怯えているのではないか。 SNS発信を再開したが「センスがなくなった」 文春が松本の性加害疑惑を報じたことに対して、松本側は名誉毀損だとして5億5000万円の損害賠償を求めた。裁判は3月から始まったが、決着がつくまで2~3年はかかるといわれる。 これまで沈黙してきた松本はここへきてSNSで定