知財問題に詳しい弁理士の嵐田亮氏によると、任天堂はパルワールドのリリースから2週間程度で特許の追加取得に向けた行動を始めており、「恐らく任天堂とポケモンの関係者がパルワールドを実際にプレイして操作を確認した上で、パルワールドが権利範囲に含まれるように特許を取り直したのではないか」と話す。 嵐田氏は、任天堂にはまだ審査請求していない特許出願もあり、訴訟におけるポケットペア側の反論次第でさらに特許を追加取得する可能性もあるとみている。 任天堂はポケットペアとの訴訟や、任天堂知財部門についてコメントすることはないとした。同社は以前から、長年の努力で築き上げてきた知財を保護するために、同社のブランドを含む知財の侵害行為に対しては必要な措置を講じるという方針を掲げてきた。 IPは生命線 マリオなど多くの人気キャラクターを抱え、携帯・据え置きどちらも可能な家庭用ゲーム機「スイッチ」など新しい遊び方を