いわゆる「就職氷河期」世代への支援を強化するための関係閣僚会議が初会合を開き、石破総理大臣は氷河期世代が今後、高齢化することを見据え、資産形成や住宅の確保などの支援策を検討するよう求めました。 総理大臣官邸で開かれた初会合には、石破総理大臣や担当する三原大臣らが出席しました。 この中で石破総理大臣は昨年度までの5年間、集中的に行ってきた支援について、「31万人の処遇改善がなされるなど着実に成果が得られてきたが、なおさまざまな困難を抱えている方々が大勢いる。ニーズに応じて適切かつ効果的な支援を行うことは待ったなしの課題だ」と述べました。 その上で、氷河期世代が今後、高齢化することを見据え、資産形成や住宅の確保などの支援策を検討するよう求めました。 さらに、リスキリング=学び直しの支援拡充や、公務員や教員への積極的な採用、それに農業や建設業、物流業の就労拡大などに取り組み、こうした施策を夏にま