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2012.01.19 多光子励起レーザ走査型顕微鏡 FV1000MPE 2光子励起顕微鏡による生体深部イメージング~顕微鏡の使い方ノート(羊土社刊)より抜粋~ はじめに 図1 Cy3で標識したカイコの触覚神経上を走行するcGMP含有細胞のプロジェクション画像 画像データ提供:北海道大学電子科学研究所 青沼仁志先生 2光子励起顕微鏡の大きな特徴の1つは、通常の蛍光顕微鏡(レーザー顕微鏡を含む)が不得意とする不透明標本の深部観察性能であり、生体組織の内部を非侵襲のまま蛍光観察できることである。例えば、脳スライスや臓器、皮下組織など厚みのある生体組織切片の内部観察は勿論のこと、生きた個体のままでのin vivo蛍光観察に最も適した顕微鏡観察手法だと言える(図1)。 なお、顕微鏡以外の生体内観察手法、例えばMRIや超音波、X線CTと比較すると観察可能な深さは劣るが、分解能の高さでは他を圧倒してい
2010.04.14 特集:蛍光顕微鏡を学ぶ~改訂 顕微鏡の使い方ノート(羊土社刊)より抜粋~ 【第1回】蛍光顕微鏡の特徴と蛍光の原理 1.蛍光顕微鏡の特徴 蛍光顕微鏡は、1900年代初めに発明され、「蛍光抗体法」(蛍光免疫染色標本の観察)の発明とともに発展してきた。近年は、生細胞の観察ができる光学顕微鏡の利点を活かして、細胞生物学・分子生物学の分野に活躍の場が広がっている。蛍光観察は、試料に標識した蛍光色素または蛍光タンパク質そのものの蛍光シグナルを観察する方法で、以下の特徴・利点がある。 対象(検出したいもの)の大きさが、波長と開口数に依存する分解能よりかなり小さくとも、その存在を検出・可視化できる→タンパク質1個の検出も可能 対象を特異的に、そしてその局在や移動を検出・可視化できる→高感度 蛍光の明るさや色(蛍光波長)の変化を検出することができる→細胞内イオン濃度の測定など、定量的
顕微鏡の命ともいえる、対物レンズ。サンプルに合わせて、倍率以外にも考えるべきことがたくさんあるのをご存じでしょうか?イメージングの目的と対物レンズの特性が合っているかどうかを知ることで、より説得力のある蛍光像を撮ることができるのです。 今回はお手元にある対物レンズに表示されている特性の見方と、そのひとつ「開口数」についてご紹介します。 対物レンズの特性を知る! ところで、対物レンズをよく眺めたことはあるでしょうか。実は、どのような特性を持った対物レンズなのかは、一目見ただけで分かるのです。たとえば、下の写真をご覧ください。 写真の対物レンズには、上段に大きめの文字でUPlanSApoと対物レンズの種類が表記されています。またその下にある60×/1.35 Oilは、倍率と開口数と液浸タイプを表しています。さらにその下には∞/0.17/FN26.5と機械的鏡筒長、カバーガラス厚、視野数が表記さ
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