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パリ五輪
blog.livedoor.jp/kugel_149
金ペン堂では、モンブランの万年筆は、店主の目の前にあるガラスケースの、一番上の段に陳列されてきた。あたかも店一番の自信作のように、モンブラン149や146、144が美しく並んでいるのだった。 中学3年生の時に初めて金ペン堂に行って以来、30年ものあいだ、モンブランの万年筆はずっと同じところに並んでいて、いつもわたくしの心をくすぐり続けてきたのだった。 万年筆の中の万年筆とも思える、いわば“王様の万年筆”のような、多くの作家たちが使い続けてきたモンブラン149を、自分も使いこなせるようになりたい、モンブラン149が似合う男になりたいものだと思ってきた。 いま、最も愛用している万年筆は、わたくしの場合、モンブラン149である。 金ペン堂の古矢さん親子が「モンブランの万年筆を扱わない」と決めた。 店にいま並んでいる分だけでおしまいとなる。 店の奥にしまってある調整済みの万年筆はないし、調整作業中
友人と銀座にあるモンブラン・ブティックに行った。 万年筆を扱っているフロアは2階のようだ。感覚がはっきりしない足をひきずるように2階へと向かった。 きらびやかなインテリアデザインだ。こちらは万年筆、あちらは革小物、という風にはレイアウトされていない。トータルコーディネートされた空間にモンブランの新しい世界が漂っている。 訪れた目的は、最近のモンブラン149は書き味が硬くなったといわれているが本当なのだろうか、意外と書きやすくなったりしているのではないか、この目で、この手で、確認してみようと思ったのだ。 金ペン堂の古矢さんが入院しているときに、最近のモンブランは仕上げがしっかりしてきている、という話をうかがって以来、気になっていたのだ。 やわらかい書き味が好きなわたくしは、昔のものほど書きやすいと思い込みがちだった。ペリカンM800などは「絶対にpfニブが一番!」などと力を込めて説いていたぐ
ご無沙汰いたしております。 万年筆が登場するエッセイを2冊取り上げました。 よろしかったら、こちらへお立ち寄りください。 ↓ ブログ「玉、琢かざれば、光なし」 http://blogs.yahoo.co.jp/kugel_149 革小物のワイルドスワンズが、11月1日(土)、銀座にお店をオープンします。ワイルドスワンズといえば、森山信彦さんの万年筆専門店「フルハルター」のオリジナル万年筆ケース『リポーズ』(1本用)と『カルテット』(4本用)を制作している会社です。堅牢で、どこか懐かしい感じのする革小物を作っています。 直営店の名前は「C.O.U.」と書きしるされています。Company Of Utilityの頭文字を取ったんだそうで、「様々な価値観、よりよいものとの出逢いを提供出来る場」ということを意味しているそうだ。鴻野社長の「鴻」という文字の音も関係しているのかもしれない。店名は「コウ
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