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精神科医で、家族機能研究所所長の斎藤学氏から、『嫌われる勇気』についてのコメントをいただいた。斎藤氏は日本のトラウマ治療者としては草分け的な存在で、NPO法人日本トラウマサバイバーズユニオン理事長を兼任するなど、トラウマをもつ人の支援も行ってきた。 フロイディアンである同氏からは、「フロイトをよく知らないでフロイトを批判している」「アドラー1人が屹立して他はダメだというのはどうか」と厳しい言葉があった。 斎藤氏はコメントを引き受けられたあと『嫌われる勇気』を取り寄せて読まれたうえで、非常にきっちりとしたコメントをくださった。 他の多くの先生方もそうだが、斎藤氏のコメントを引き受ける姿勢、コメントする姿勢には、とりわけ「これぞ知識人」と感銘を受けるものがあった。 ご了承をいただき、謹んでブログに掲載させていただきます。 ************************************
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf 再度のアドラー心理学批判のまとめ記事である。今日は少し物騒なタイトルをつけてみた。 『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(いずれも岸見一郎+古賀史健、ダイヤモンド社)はそれぞれ2017年1月現在で累計150万部と44万部のベストセラーだ(同社調べ)。 だがその論法を少し丁寧にみれば、
『サイコパス』(中野信子、文春新書、2016年11月)。 読みやすい文体だが、以前に読んだロバート・ヘアの『診断名サイコパス』より新しい知見がふんだんに入っている。今の時点でこの分野のスタンダードとしてチェックしておこう。 「ありえないようなウソをつき、常人には考えられない不正を働いても、平然としている。ウソが完全に暴かれ、衆目に晒されても、全く恥じるそぶりさえ見せず、堂々としている。それどころか、「自分は不当に非難されている被害者」「悲劇の渦中にあるヒロイン」であるかのように振る舞いさえする。 残虐な殺人や悪辣な詐欺事件をおかしたにもかかわらず、まったく反省の色を見せない。そればかりか、自己の正当性を主張する手記などを世間に公表する。 外見は魅力的で社交的。トークやプレゼンテーションも立て板に水で、抜群に面白い。だが、関わった人はみな騙され、不幸のどん底に突き落とされる。性的に奔放である
ネット時代の「承認欲求」について語らせたら第一人者、Dr.シロクマこと精神科医・熊代亨氏の新著『認められたい』(ヴィレッジブックス、2017年2月28日)が出た。 表紙の可愛らしい男の子と女の子のイラストの目がまっすぐにこちらを見てくる。(本を読まない時代、「イラスト」の存在は大きいですね。) 「私は精神科医として、一人のインターネットマニアとして、私自身と他の大勢の人々の『認められたい』気持ちと、その気持ちに引っ張られた人生模様を観察し続けてきました。」 と、熊代氏は書く。 きわめて大きな切り口だ。ネットで否応なく肥大した承認欲求の観察というのは。 (アメリカではそれを「ナルシシズム」という文脈で考えているようにみえる) わたしはちなみに、承認を長くやっていますがここまで丁寧に「承認欲求」を観察していない。多くの人がそうであるように「承認欲求」の観察というのは気恥ずかしいものだ。自分の奥
アドラー心理学最新情報。アメリカの権威からみた「岸見アドラー心理学」とは。 北米アドラー心理学会元会長のリチャード・ワッツ氏からメールをいただいた。昨日昼に思い立ってお問い合わせのメールを書いたところ、夜中にご返信があった。 その内容をご紹介させていただきましょう: 著者はアドラーの教えについてアドラーとはかけ離れた解釈をしているようですね。 まず、他人の注目を集めることだけを考えて生きるのは不健全なことです。しかし、他者の承認を求めるのは正常なことです。私たちは所属とつながりの感覚を切望する存在なのですから。ヒトは社会的存在であり、よい関係性のためには協力は不可欠なものです。 第二に、上と同様、他人の期待だけに基づいて意思決定をするのは不健全なことです。しかしながら、周囲の人との協力という概念、また共同体感覚/社会的利益(ゲマインシャフト、共同社会)という概念は、関係性の中のギブアンドテ
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf 引き続きアドラーの原著を読みます。『人生の意味の心理学』(上)(下)(アルフレッド・アドラー、岸見一郎訳、アルテ、2010年。原題'What Life Should Mean to You'1931年。 この本は、NHK「100分de名著」に今年2月に取り上げられています。 >>h
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf ※2017年1月31日、「トラウマ」の項を更新しました。 いかがでしょうか。 今のところわたしはアドラーの著作を全部読んだわけではなく、『個人心理学講義』と『人生の意味の心理学』それに『子どものライフスタイル』『子どもの教育』しか読んでないので、「中間報告」のようなものです。上記の
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf さて、わたしはここまでアドラーの原著『個人心理学講義』と『人生の意味の心理学』を読んでみて、アドラーという人にわるい印象はもちませんでした。良心的な、一生懸命なカウンセラーさんだったのだろうなと思いました。 また、同時代のフロイトが捏造だらけだったことが明らかになったり、ユングはポ
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf 「断言する人は信用しないほうがいい」 ―たとえそれが名の通った専門家でも。 と、いうことについての本が『専門家の予測はサルにも劣る』(ダン・ガードナー、飛鳥新社、2012年5月)。 正田が「歯切れのわるい女」であることへの言い訳として丁度よかったです。 この本の中核をなすのがカリフ
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf 去る10月6日、大阪・NPO法人発達障害をもつ大人の会(DDAC)事務所にて、同会代表・広野ゆいさんにインタビューさせていただきました。 近著『行動承認』ではカバーしきれなかった、「発達障害をもつ人に対するマネジメント、職場運営」という問題を中心にうかがいました。 発達障害は今世紀
「ダークトライアド」という概念に出会って考え込んでいます。 「ダークトライアド」とは人の邪悪な性質を表す3つのパーソナリティー。ナルシシズム、マキャベリズム、サイコパシーを総称して言います。 このブログでは過去にナルシシズムに凝っていたりサディズムについても少し調べたりしました。 「承認」という、明らかに善人の武器であるものを掲げて売るなかで、否応なしにそれにはまりきらない人格の人びとにも出会いました。 「悪」が少しずつ現代心理学の力で明らかになっていきます。研究によればこうした邪悪な性質の持ち主は前世紀後半から今世紀初めにかけて少しずつ増えているそうです。若い人たちに増え、とりわけ女性の伸び率が高いそうです。 (でも、犯罪発生率は減っているんですけどね。) 「悪」は否応なくあります。またわたしたちの中にも「悪」を賛美し、魅力的だと感じる感性がたしかにあります。 わたし自身は正直、「悪」に
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf 『大人の発達障害ってそういうことだったのか』(宮岡等×内山登紀夫、医学書院、2013年6月)を読みました。 去年から今年にかけて発達障害関連の本が多数出版されています。従来の本と比べてそれらの方が、日常的に出会う実感に近づき、微妙な疑問が「そういうことだったのか」と氷解することも多
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf アメリカは「自己愛病」にかかっている。ナルシシズムは肥満と同様に、ここ数十年で急増した。 『自己愛過剰社会』(ジーン・M・トウェンギ、W・キース・キャンベル著、河出書房新社、2011年)によれは、全米3万5千人あまりを対象に行った調査で、アメリカ人の6.2%、つまり16人に1人は自
◆正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』◆ 各ネット書店でも大好評発売中です! http://books.rakuten.co.jp/rb/12987941/?acd=812 https://honto.jp/netstore/pd-book_26427191.html ◆上司の承認力と部下の幸せな躍動…「承認研修」宿題を一挙28例公開!!あったかい気持ちになってください (印刷の場合はA3ヨコ4pです。無断転載不可) http://www.c-c-a.jp/pdf/20150205.pdf 「イツキ!また朝練遅刻するよ!!あんた市総体出さしてもらって朝練遅刻するようじゃ嫌われるよ」 「はいはい」 ここ数日、息子のことを怒鳴りまくりであります。 どうも、きっちり朝練に7時30分に間に合わなければならないという気が薄いらしいです。 そして遅刻するのは新入部員でかれ1人らし
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