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話題のあの本、きょう早朝にようやく読了しました。 もちろん、「A(実名)君を殺して何になる 光市母子殺害事件の陥穽」のことです。弊ブログにアクセス下さっている方ならぴんと来たと思いますが。この本が話題になってからというもの、アクセス数がふだんの何倍にもなってたもんなあ。 言わずもがな、を承知のうえで一応書き添えておくと、この本は山口県光市の母子殺害事件についてのルポルタージュである。著者の増田美智子さんについては、フクトミなどよりもネットのヘビーユーザーの方のほうが詳しいかもしれない。インターネット新聞JanJanで記者をしていた方だ。今春からは大学の職員で、この事件で殺人や強姦致死などの罪に問われ、広島高裁で死刑判決を受けて上告中の男性被告(28)とは奇しくも同学年になる。 で、本のタイトルだけでなく本文中でも被告を実名で記していることが明らかになって注目を集め、さらには被告(以下、弊ブ
イレギュラーも、2回続けばイレギュラーではないなあ。 1カ月余りのごぶさたではありますが、今回もなんというか「要旨もの」だけの掲載になります。 本日10月2日午前10時、山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審の弁護団メンバーが橋下徹弁護士に損害賠償を求めた訴訟の判決が広島地裁で言い渡されました。 このブログを訪れる方ならご記憶の方も多いとは思いますが、大阪府知事就任前、タレント活動をばりばりに展開していたころの橋下弁護士が、テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」で弁護団への懲戒請求を視聴者に呼びかけた問題をめぐる訴訟です。オンエア後に空前といっていい規模の懲戒請求が各弁護士会に寄せられ、名誉を毀損されたとともに業務に支障を生じたとして、原告4人は1人当たり300万円、総額1200万円の賠償を求めていました。 フクトミ、例によって夕刊編集の時間帯には大阪本社でこの判決の原稿を処理した
今回は、イレギュラーな内容になります。 すでに昨日になってしまいましたが、福島地裁で、いわゆる「大野病院事件」の判決が言い渡されました。現役の医師が患者に対する医療行為に関して逮捕・起訴されたという異例、かつそれゆえに注目を集めた事件です。 当然、東京本社管内の福島地裁なもので、フクトミは傍聴したわけではないのですが、昨日は朝から晩まで社に缶詰めになって、この判決の原稿の処理に追われておりました。 ところでこのブログでは、傍聴するなど自分で直接取材した、そうでなければ最低でも冒頭陳述や論告、最終弁論等々の原本にあたって自分なりに争点を咀嚼した裁判以外には言及しないことを原則としてきました。 現場で取材している同僚あるいは同業者をさしおき、したり顔で取材もしてない事象を論評するのは、評論家まがいのすることであってブンヤのすることではないと考えるからです。だって〝記者〟ブログと謳ってるわけだし
「でんいん(全員)」、という言葉の響きが懐かしかった。 関西地区以外にお住まいの皆さんは、関西弁といったら全部おんなじようなもんだと考えてるかもしれない。だが、関西弁という大枠の中にあっても、大阪、神戸、京都など地域によって当然ながら違いはある。神戸弁は地理的に播州やら岡山やらの影響があるのか、大阪弁なら「~しとる」となる語尾が「~しとう」になるし、京都弁はやっぱり「はんなり」してる。広い意味の大阪弁だって、船場ことばと河内弁とでは違う。 といっても、フクトミも関西在住20年になるとはいえネイティヴではないので、いまだエセ関西弁しかしゃべれない。文字に起こせば関西弁でも、ネイティヴが聞けばアクセントが違うのだ。 地域によって異なる関西弁でも、特異なのが和歌山弁(紀州弁)である。まず、敬語がない(笑)。これは日本語のなかではかなりレアなことで、確か司馬遼太郎は『街道をゆく』で、「海と山で分断
広島滞在5日目となったフクトミです。疲れ果てております。 さて、みなさんご存知のとおり、昨日22日、山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審の判決が言い渡されました。結果はこれまたご存知のとおり死刑です。 書くべきこと、あるいはみなさんが書くことを期待されていることは多々あるのでしょうが、本日は判決要旨のアップだけにとどめておきます。 珍しく(笑)大量の仕事をこなし終わったところで少々アタマがばてております。現在も、ホテルに戻って靴も脱がないまんま眠り込んでて目が覚めたもんで更新しているしだいなもので。 ただ、時機を失してしまったのではありますが、今後もこの事件について更新していくことだけはお約束しておきます。弁護側の上告によって、第2次上告審へと続いていくわけですし。 とりあえずは第7回公判以降の傍聴日記、それから本村さんがこれまでに開いた記者会見や弁護団の会見の詳しいやりとりについても
珍しく予告通り(笑)、光市の母子殺害事件について。 偉そうに「予告通り」なんて書きましたが、今日というか昨日開かれた第12回公判についての更新なんで、例によって番外更新なんですが。レギュラー更新は第3回公判で止まったままだもんなあ。 ところで今回も広島22:18発の最終ののぞみ号にぎりぎり飛び乗って大阪に帰ってきたわけですが。いっつも思うんだけど広島駅の売店、22時で閉まっちゃうのはなんとかならないもんだろうか。しかもこののぞみ号、車内に自販機もないから車内販売が来ないと、コーヒーすら飲めない。今回もひもじい思いで大阪に帰ってきて、完徹でしこしこ更新してるわけです。 ま、どうでもいい話は置いといて、今回の傍聴日記。 12月4日(火)13:30~、殺人、強姦致死、窃盗罪、第12回公判 さて、今回は弁護側の弁論、そして結審です。 ちなみに前回公判で読み上げられた検察側の弁論要旨はA4判31ペー
さきほど、最終ののぞみ号で大阪に帰ってまいりました。ありゃ、もう「先ほど」じゃなくなってるなあ。 もちろん、光市の母子殺害事件の取材に行っておりました。で、今回のエントリは終わったばかりの第10回公判について記すこととします。 もともと今回は、前回のエントリの続きである第3回公判のことを書くつもりでした。でも、やっぱり新しい話を書きたくなるんですよね。特に、きょう(ではなく、すでに昨日ですね)の公判にはたいへん心動かされるものがあったもので。 こうなるの分かってたから、今回の集中審理が始まるまでに過去分を全部書いときたかったんだよなあ。 ただ、この事件について少しでも理解を深めていただくためには、審理の順を追って紹介していくべきだろうという考えも変わっていません。ですから今後、第3回公判からずーっと順番に書いていく作業も続けていくつもりです。 第10回公判については、今回のエントリは暫定と
今回は3度目の登場、山地悠紀夫被告(23)について。 13日の水曜日からしばらく、弊ブログへのアクセスが急に増えていて驚いた。ずいぶんと更新もしてなかったのに。 思い当たる節としては、浪速区の姉妹殺害事件の判決のニュースを見聞きして、詳しい内容を知りたいと思った人がアクセスしてくれたんではないか、と。 この事件については、これまでに10月28日のエントリ「缶詰め生活」、11月11日のエントリ「死刑求刑、判決は12月13日」と2回取り上げてきましからね。あ、しかも「では、判決がどうなったかは、また、このブログで。」なんて書いちゃってますしね。 もし、そうだったとしたら、ごめんなさい。遅くなりましたが、ご報告させていただきます。 では、さっそく今回の傍聴日記に行きますか。 12月13日(水)10:00~、強盗殺人、強盗強姦、非現住建造物等放火罪など、判決公判 さて、まずは13日夕刊(
今回もおぞましく、そしていたましい事件について。 フクトミが人からみたらちょっとしつこいぐらい性犯罪にこだわりを持って書き続けているのは、それが司法担当の記者こそがやらなきゃいけない仕事だと思っているからです。 というのは、殺人や強盗などと違って、性犯罪は事件が起きたときや容疑者が逮捕されたときに、警察が発表しないことが多いからなんですね。それは、何よりも被害者のプライバシーが優先されるからです。 で、われわれにとっては、発表されない事件をかぎつけて一から調べて報道するのは、非常に困難な仕事なわけです。 もちろん、事件が報道されることで、被害者が好奇の目にさらされるようなことがあってはならないのは言うまでもない。 でも、おかげで、世の中の人は恐らく、どれだけたくさんの性犯罪が日々、起きているのか分からくなっている面もあると思うんですね。で、性犯罪者予備軍の人間は、「レイプしたって
お久しぶりです。 すっかり更新をさぼってましたが、仕事をさぼってたわけではないので念のため。通常業務が忙しくなると、どうしてもブログの方まで気が回らなくなりますね。じゃあ、こまめに更新してるときは仕事がヒマなのか、と突っ込まれると困るんだけれども。 と、アクセスしてくれた一般の人ではなく、社内向けの言い訳みたいな話はこの辺にして。 なんで仕事が忙しかったのかというと、寝屋川市立中央小の教職員殺傷事件の判決があったのだ。 で、今回の傍聴日記。2日遅れではありますが。 10月19日(木)10:00~、殺人、殺人未遂など判決公判 「寝屋川市立中央小の教職員殺傷事件」と聞いて、どれくらいの人が事件の概要をイメージできるだろうか。近畿在住の人ならたいていは分かってもらえると思うのだけど、どこに住んでいる人がアクセスするか分からないブログなので、まず、おさらいから。 事件が起きたのは平成
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