東日本大震災から今日で丸6年。 今なお復興途上の被災地で、新たな観光需要の創出に取り組む人たちがいます。 日経MJによりと、過疎化にも風評被害にも負けず、被災地の復興に向けて地元の人たちが生み出した「マル秘観光スポット」があるそうです。 例えば宮城県南部の山元町。 同町はもともとイチゴの名産地でしたが、津波で多くの農地が浸水。 塩害でイチゴ栽培が難しくなりました。 (写真ACより) 「原状回復では復興にならない」。 同町出身の新進気鋭の企業経営者がはじめたのが、土の要らない養液栽培。 地元農家の協力も得て、最高級のイチゴ「ミガキイチゴ」をつくり出しました。 その美味しさは口コミで広がり、昨年は山元町の人口の2倍にあたる2万人がイチゴ狩りに訪れたそう。 「不便な場所でも来てもらえる品質」が観光客を呼び込んでいます。 例えば宮城県石巻市の「MORIUMIUS(モリウミアス)」。 廃校舎を改修し