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おみそ汁
moriiq84.hatenablog.com
私が最初に村上夫妻を見たのは、1974年の春のことだった。夫妻は国分寺駅の南口で、開店したばかりの「ピータ・キャット」のマッチを配っていた。 マッチの表には、ルイス・キャロルの『ふしぎの国のアリス』のチェシャ猫とpeter-catのロゴが白字に墨で配置。書体は写研のタイプライター・フェ イスで、裏にはゴシック体でJAZZ50Sの文字。背には、KOKUBUNJIの文字と電話番号があった。 ◆ 店は、そこから横断歩道を渡り、国分寺書店の前を通り過ぎて、殿ヶ谷戸庭園沿いの坂道を下りきった角にあるトミービルの地下にあった。私の部屋は、そこから更に数軒先のモルタルアパートの二階で、四畳半の和室に狭い台所と水洗トイレ。割と新しい建物だった。毎日、通学で前を通っていたから、なにか工事をしていたのは知っていた。なにができるんだろうと思っていたが、それが「ピータ・キャット」だったわけだ。 ◆ そのトミービル
◉目次は常にトップに表示されます。ここからお好きなページに行くことができます。お問い合わせや質問、取材の申込みもどうぞ。デンマーク語版の翻訳者メッテ・ホルムさん追ったドキュメンタリー「ドリーミング村上春樹」を観たいのですが、長野での上映はないようです。『ドライブ・マイ・カー』は、本当にいい映画でした。 現在、目次ページの記事アイコンが表示されないものがあります。色々試しましたが治りません。各記事へはリンクしているので大丈夫です。 ◉お問い合わせは、morimorikids★gmail.comへ。★を@に変えて送ってください。 右のサイドバーのブログ「モリモリキッズ」の左上の「メッセージを送る」のフォームからも同じメアドにメールが届きます。スパムメールは全て通報します。 blog.goo.ne.jp 以前、『冬のうちに書くつもりが、春になってしまった「ある大雪の日の春樹さん一時行方不明事件」
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