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コーヒー沼
blog.goo.ne.jp/aosemi
日本の長き歩みの中にして長き代すべ給ふめでたき大君 土屋文明「讃歌五絶 昭和天皇崩御を悼んで」(読売新聞1月8日) 槍の穂に唇あてている彼とユダとの年の差が二千年 久木田真紀「時間(クロノス)の矢に始めはあるか」(短歌研究新人賞) 春の夜の夢ばかりなる枕頭にあっあかねさす召集令状 塚本邦雄『波瀾』 くるしみの身の洞(うろ)いでてやすらへと神の言葉もきこゆべくなりぬ 上田三四二『鎮守』 人を恋ふ心なかりせば須佐之男は流るる箸を見ざりしならむ 稲葉京子『しろがねの笙』 父として幼き者は見上げ居りねがわくは金色(こんじき)の獅子とうつれよ 佐佐木幸綱『金色の獅子』 アリナミンよりほほゑみが効くなんて言の葉で妻が喜ぶとおもふか 松平盟子『シュガー』 乳ふさをろくでなしにもふふませて桜終はらす雨を見てゐる 辰巳泰子『紅い花』 殺してもしづかに堪ふる石たちの中へ中へと赤蜻蛉(あかあきつ)
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