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GPT-4o
blog.goo.ne.jp/foxydogfrom1999
『精神看護』という業界専門誌に連載している國分功一郎氏の、 「中動態の世界」が面白い。 第1回は2014年1月号、第2回は2014年3月号に掲載されています。 昔インド=ヨーロッパ言語には中動態という文法的カテゴリーがあったのに、それがなぜ「消えてしまった」のか。能動/受動というカテゴリーは少しも普遍的ではなかったのだ…… ってところから説き起こしていく。 ターゲットの一つは「意志」の見直しだ。 意志は少しも行為の源泉ではないむしろ、行為の準備が整った後で意志は立ち上げられているという最近の脳科学研究を踏まえながら、文法問題から、思考の可能性条件をさぐりつつ、 「人が何ごとかをなす」とはどういうことなのか、を丁寧に解き明かしてくれる。 どこまでも思考の線が伸び、かつ広がり、深まっていく心地よさを、ぜひ味わってみてほしい。 自身でも認めているように、國分氏は大の文法好きだ。 この研究のために
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