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ブックレビュー
blog.goo.ne.jp/fukufuku53
表題は小熊英二が芳川弘文館のPR誌「本郷」に書いているタイトルです。この頃の雑誌『民文化人類学』に、日本人の人類学者が母国語(日本語)で自国の文化について書いた論文は海外では評価されず、海外の人類学者が英語で日本について書いた論文は評価されている。自国文化について母国語で書かれた論文が、英語でないというだけで英語圏(多くの研究者が英語圏)の研究者に正当に評価されないのは理不尽だが、それが現実で、学問の国際化といって英語で論文を発表すればいいというのは真の国際化とは言えないが、悲しいことにそれが現実だ。といった、英語資本主義に抗したくても、世界の英語圧力にはかなわないという趣旨の文がありました。それを、もう少し学会の外にいる人間にもわかりやすく書いてくれたのが、表題の小熊の文章でした。 さらに、「英語化」の波が押し寄せている。申請を行ない、有期雇用先を探すのに、ドイツ語しか書けないのでは、選
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