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円安とは
blog.goo.ne.jp/hwj-takahashi
1971年8月に箱根、芦ノ湖で「箱根アフロディーテ」という野外コンサートがあった。 日本ではじめての大型野外コンサートで、沢山のバンドが参加したが、お目当てはピンクフロイドだった。 それまで彼らの曲は繰り返し聴いていた。 こんな重厚な、すばらしいものを野外などで、再現できるのだろうか、と思ったけど、ウッドストックのニュースがあったせいだろう、何人かで出かけた。 もう記憶はきれぎれだけど、会場に向かう若者の群れの中に、独り黙々と歩く植草甚一さんの姿があった。若者にとって教祖的存在だった評論家の植草さんは相当なおじいさんに見えた。 (調べてみると、当時71歳だ。えらいなー) ラフでおしゃれなジャケットに、バックパックという姿だったように思う。 一番最後のピンクフロイドが始まる頃はもう夕方で、あたり一面に霧が立ち込めてきた。 その霧の中で、「原子心母」がはじまった。 富士山のふもとの雄大な風景を
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