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東京ダウンタウンストリート1980's 1980年代初頭に撮影した東京の町並み、そして消え去った過去へと思いを馳せる。 さて、先日表題にも書いた「古写真に見る明治の東京~浅草区編を見る」で書いた厩橋の写真に何か得体の知れないものが写り込んでいるという件、意外に呆気なくその正体が分かってしまった。結論から書いてしまうと味気ないので、改めてその経緯から。厩橋は渡しがあったものの度々舟がひっくり返ることがあったそうで、事故が多かったという。そこで明治7年に初めて木橋が掛けられた。その橋が写っている写真がこれである。 この奥の家並みの上から丸く顔が突き出しているかのように、何かが写っている。その拡大したものがこちら。 角度の違う写真でも写り込んでいて、どうにも不思議な気がした。写真展のトークショーでは、古写真研究家の井桜直美氏が「上野の山で軽気球を上げたものが写った」説を唱えられていた。トークショ
東京ダウンタウンストリート1980's 1980年代初頭に撮影した東京の町並み、そして消え去った過去へと思いを馳せる。 「東京・遠く近き」というタイトルのエッセイは、登山関係の評論で知られる近藤信行氏の著作で、丸善から発行されている「学鐙」に1990年から1998年頃に掛けて全105回に渡り連載されていた作品である。氏は1931年深川清澄町の生まれで、早稲田大学仏文から大学院修士課程を修了され、中央公論社で活躍された。その後、文芸雑誌「海」を創刊し、現在は山梨県立文学館館長を務められている。残念ながら書籍化されていないので、その内容を紹介しながら思うところなど書いていこうという趣向である。 日本橋生まれの谷崎潤一郎についての話が続く。 「谷崎潤一郎の生家はもと銀座のあったところだった。銀座とは、江戸幕府の銀貨鋳造所のことである。寛政十二年、京都、大阪、長崎をはじめ諸国の銀座が統合して、この
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