サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ブックレビュー
blog.goo.ne.jp/kmasaji
立花隆の指摘 立花隆が東大の農学や理学系の学部の学生が高校で「生物」を履修していなかったり、物理学を専攻しようという理学部の学生や工学部の学生が高校で『物理』を履修していないという実態を驚きと嘆きを交えて報告していた。しかし、高校現場からしたら、その事実は驚くにあたらない。そもそも高校現場に立っている限り、生徒が学部を選択する根拠は存在しない。学校と家との往復の中に、彼らが例えばどうして大学で生物学を学ばなければならない必要性を感じるのか、切実に感じる根拠はおそらくないだろうというのが私の実感である。実力試験の出来がどうだったのかということ、いったい自分の実力ならどのくらいの偏差値の学校へ入れるのか、そのなかから〈偶然/恣意的に〉大学の学部選択をする――私たち高校関係者の進路決定の現場ははこうした生徒の姿に明け暮れていく。私たち高校現場では、職業社会はおろか大学からすら、教育内容として――
以下の文章は2005年度の『現代社会』『政治経済』の授業で生徒からだされたものです。 小6のときの他学年の女性教員。クラスの生徒に向かって暴言を吐き、それを口止めさせる為に「親にチクッたらおめえら承知しねぇぞ!!」と言う。校長の耳に入り、翌年は副担任になっていた。 前の高校で、女子を作法室に呼んで、体育座りをさせてから写真をとってた先生がいたらしい。いつのまにか消えていたけど。 友達の部活のコーチの男の先生がいるのですが、そのコーチはその学校の先生ではないということで顧問の先生よりコーチがでしゃばって全ての毎日の練習量やストレッチの仕方などを決めていたそうです。そして、必ず練習後のストレッチの後「マッサージするよ」といって無理やりいやらしい手でマッサージをし始めるそうです。あと、部員の生徒に手を出したりしてました。こんなコーチがいるから強くなれないと思いました。みんなたえきれなくて辞めたそ
先生の偏差値を公表しよう 受験競争が激烈だといわれる。確かに生徒も忙しい。教員も忙しい。朝補習、放課後補習、小テスト、採点、長期休業中も合宿補講・・・。しかし、この忙しさが奇妙なのである。私の印象では〈ただ忙しい〉のである。もっと言うなら〈忙しそう〉ならばいいのである。競争は効率である。いかに効率を上げるか。しかし、この効率からすると、およそ考えもつかないことが進学校では行われている。この文章ではそうした奇妙な競争の舞台裏を書いてみたい。 進学校は偏差値の世界である。私はそれはそれで――受験システムに大きな問題があることを認めた上で――機能としては合理的な側面を多くもつと考えている。非進学校の教員の教科へのとりくみや評価に対する姿勢はひどいものである。要するに恣意が支配する世界である。その点、点数という外に現れた事実をベースにしようというのだからまだよいのである。ただ、教壇という一段高いと
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.goo.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く