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掃除・片付け
blog.goo.ne.jp/lunaluni
ウランバン DX : 初代桜川唯丸 with スピリチュアル・ユニティ おおむね、皆のこの十数年ぶりで再発された作品への評価は好意的なもののようで、だからなかなか当方の感想が述べにくいのだが。いや、だからこそ書かねばならんのだろうと。 河内音頭などとも同系列の仏教系語り物ダンスミュージックである江州音頭の大物、桜川唯丸を主人公に、打ち込みやシンセなどを導入し、新しい世界を展開して見せた作品である。発売当時もワールドミュージック好きの間で評判を呼んだものだった。 ワールドミュージックがまだ耳新しい言葉だった頃には、当方もこのような音楽を、「おお、ミクスチュア感覚!音楽の新しい地平を切り開く試み!」などと素直に感動していたものだが。自分なりのワールドミュージック観が出来上がるにつれ、このような作品に違和感を覚えるようになっていったのだった。 なんというのかなあ。なんか無理やり作り上げているって
”君のいない通り”by 新村ブルース こいつは良い湯加減のブルース温泉だなとか、やっぱり青春はブルースだよなあとか、とぼけた感想を口にしてみるが、なにやら甘酸っぱいものを感じないでもないのだ。 新村(シンチョン)とは韓国の大きな学生街であり、この新村ブルースは、70年代の後半あたりからではないかと想像するのだが、音楽好きの学生たちが集まって結成されたバンド、というよりはサークル、あるいはもっと広げて共同体とでも呼ぶべき集団だったようだ。 この集団から、ハン・ヨンエ、キム・ヒョンシュクといった韓国のブルース~ロック界をリードしたミュージシャンが何人も世に出ている。 今回のこのアルバムは彼ら、新村ブルースのデビューアルバムである。1988年作。街角に佇むメンバーと通りかかったリヤカーを押す老人、という取り合わせのモノクロ写真が、当時の韓国のブルース気分の湯加減を伝えてくれる。 収められているの
しばらく前からホームページが更新されなくなり、不定期に送られてきていた新入荷品カタログも途絶えたきりになっていたので気になっていたのだが、新世界レコード社がやはり閉店していたようだ。見てきた人の話によれば、この3日に店が閉ざされ、閉店する旨の張り紙があったそうな。ロシア音楽専門の、ユニークな店だったのだが。 まあ、ロシアの音楽は好きだったので、東京は神田の古書センターにあった店には何度か足を運んだのだが、そもそもロシア音楽の知識もなければロシア文字も読めず、店頭に並んでいる品のどれに手を出していいものやら分からず。はじめは手探りのジャケ買いで、まるでピント外れのものを手に入れてしまったりの連続だった。 素直に”お勧めの品”など尋ねればいいものを、そこが音楽ファンとしてのプライドだけは膨れ上がっているマニアの浅ましさ、店に入り店員を前にすると”すべてに通暁した客”を無駄に演じてしまうのだ。バ
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