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中東情勢
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『広島巡礼』 亀沢深雪・作/新地書房1984年 被爆体験をお持ちの亀沢深雪さんの小説です。 『広島巡礼』『流灯』『長崎望郷』『遠い道』 が収録されています。 ぼくも母からきいたことがあるのですが、 この本にも書かれていました。 『小説を読むヤツは不良』。 時代によって価値観もかわるものですね。 広島巡礼のなかで碑について書かれています。下「」引用。 「碑には、『殉国学徒之碑』という麗麗しい辞句が刻まれている。『殉国』、なんと白白しく映ることか。そんな美句で飾られても、どうにもなりはしない。死ほどむなしいものはない。どんなに飾っても、死は死で、決してそれからいのちなど芽ばえはしない。わたしはただ額ずくだけで、言葉もなかった。」 妹さんが亡くなられている遺族の方の言葉を 誰も否定できないだろうと思う。 灯籠流し昔はなかったと書かれてありました。 盆灯籠というのはあったそうですが、 灯籠流しはな
『教科書に書かれなかった戦争Part 12 大陸の花嫁-「満州」に送られた女たち-』 陳野守正・著/梨の木舎1992年 美名に弱い日本人……。下「」引用。 「日本人は美名に弱い。国策、五族協和、王道楽土、東洋平和のため、お国のため、拓け満蒙……こうした美名に当時の女性たちはこころ沸き立つ思いだったという。」 これには、作家も戦争協力していた……。 --ニュースで知った大陸の花嫁。 「生活の貧しさ」から抜け出したかったという……。 勤奉隊……。下「」引用。 「満州建設勤労奉仕隊(以下勤奉隊)の発足は、一九三九年(昭和14)文部省が高等専門学校以上の学生を満州、中国に派遣し、開発研究や建設奉仕にあたらせることにはじまる。その後農業学校隊を試験的に参加させた。 勤奉隊は開拓生産班、開拓応援作業班、米穀増産班などに分かれていた。建前は「勤労を通じて満州国家の真義を理解させる」ものであったが、本音は
岩波ジュニア新書251『チェルノブイリから広島へ』 広河隆一・著/岩波書店1995年 この本はジュニアと銘打ってありますが、 どうか大人の方も読んでいただきたい。 世の中のシステムがどうなっているか、 理解できると思います。 この本はぜひ読んでいただきたい一冊です。 チェルノブイリ事故の被害の調査を、 1990年から91年、国連のIAEA(国際原子力機関)は、国際諮問委員会(IAC)に調査させ、その結果を91年5月に発表した。 このことは、他の本でも書かれていることですね。 この調査が現地の実情とちがう。 この発表はチェルノブイリ事故の後遺症は終わったのだという印象を与えた。 日本の権威として【重松逸造】がこの調査をしたわけですが、 この方の今までされてきたことも書かれてあります。 どうしてこのようなデータを作り出すことができたかも 書かれてあります。 大手マスコミはほとんど伝えていません
『原発ジプシー 「原発=科学」の虚妄を剥ぐ体験ドキュメント』 堀江邦夫・著/現代書館1979年第3刷 1979年は今では昔ですね。古い本ですね。 まだ鱧男が青春していたころですよ。 表紙にこう書かれてあります。下「」引用。 「私がそこで体験したものは放射能に蝕まれ「被ばく者」となって吐き出される棄民労働のすべてだった」 最初、著者は美浜発電所で働く。 しかし、関西電力の社員ではなく、下請けの下請けです。 この美浜発電書は死傷者を出す事故を起こしましたね。 史上最悪11人死傷 美浜原発3号機 安全教育の場でも、もう「事故隠し」をにおわせることを、 教えられていた。 安全教育は、二○分ほどで終了したという。 関西電力の社員も原発にはよりつかなかったようだ。 大手マスコミで伝えるイメージでは、 原発はほとんどオートメーションで、パネル・ルームだけで 仕事が全部できているように伝えられますね。 と
第7回大賞受賞作品 イタイイタイ病原因追求に陰謀がつきまとう。 「30年目のグレーゾーン 環境汚染この国のかたち」 このドキュメンタリー作品は、 僕が今まで生きてきて、 日本の大手マスコミでつくった もので最高作品です。 このドキュメンタリーには、 日本の病巣がよく表現されています。 司馬遼太郎を彷彿させる、 この国のかたちが表現されています。 1990年5月、富山県婦中町 ・猿実験チーフ 木村正巳理学博士 ◎神岡鉱山--戦争のたびに拡大されたという。 そのたびに、カドミウムを排出していたそうだ。 イタイイタイ病の患者は数百人死亡しているだろう。 イタイイタイ病発見者の荻野医師は、 政府や学会などから金目当てと、 非難されたという。 ・小林純教授(鉱毒分析) スライドを見せがら、昔のことを話される。 「イタイイタイと骨が折れていく。」 買収工作に何人もやって来たという。 昔からイタイイタイ
『かえれビキニへ 原水爆禁止運動の原点を考える』 三宅泰雄・著/水曜社1984年 原水爆禁止運動は生活や生命にかかわることなので、起きた運動ですね。それをイデオロギーの問題にすりかえてしまった人たちがいるとボクも思います……。 帯に書かれてあります。下「」引用。 「名著として定評のある岩波新書『死の灰と闘う科学者』を大幅に増補・改訂した上、新しく原水爆禁止運動の30年について書き下ろし、つけ加えた。 今日の原水爆禁止運動に鋭く問題を提起。」 世界平和協議会というのがあるという。下「」引用。 「国外でも、日本の原水爆禁止署名運動に呼応して、世界平和協議会が「原子戦争準備反対の訴え」(ウィーン・アピール)を出し、全世界で実に六億人にのぼる署名を得ました。」 第五福竜丸の医師団。下「」引用。 「三月一七日、東京大学医学部の中泉正徳(まさのり)教授、筧弘毅(こうき)講師(放射線科)、三好和夫(内科
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