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「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 朝日新聞は8/25の1面トップで、日本学術会議が会長談話の形で、ホメオパシーは「科学的な根拠は明確に否定され、荒唐無稽」として「今のうちに医療現場から排除されないと『自然に近い安全で有効な治療』という誤解が広がり、深刻な事態に陥ることが懸念される」と発表した、と報じた。これは、日本学術会議がホメオパシーを公式に否定し、医療現場から排除するよう勧告したということであり、この会長談話は今後さまざまな形で波紋を広げていくことになるだろう。 ホメオパシーは同種療法とも呼ばれ、症状を引き起こす物質を溶かした水を希釈を繰り返した後、それを砂糖錠にかけたもの(レメディ)を作製し、それを摂らせることでさまざまな病気を治癒させる、という方法。その希釈回数を増やせば増やすほど効果が高まる、と
昇華戦争の勝利者の矜持 (科学技術結社連合 有機創世派) 2010-04-13 23:05:28 失礼な発言をした私に対し、真摯な返事をいただき、またこういった場を用意していただいたことを感謝します。 今回のお返事も長文となること、お許しください。 いくつか言わねばならないことはありますが、まず効果があるかどうかはは歴史が判断する、という考えを私は容認できません。 瀉血という治療法をご存知でしょうか?欧州をはじめ、沖縄や中国大陸でも行われてきた歴史ある治療行為の一つです。これは患者の体を傷つけ、出血させることで治療を行う治療を一般的にいうもので、通常医療においてもごく限定された病状にならば効果があるだろう、と考えられています。 しかし、中世の欧州においてこの治療法はあらゆる病気に(作用理由が明確でないままに)行われました。霊的な思想と結びついて、魔術として行われていた側面もあったようです。
「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 ここしばらく「キネシオロジーにおける筋反射テスト(筋肉反応テスト)の結果は本当に普遍的なものか」ということを考えていた。そのキッカケとなったのは『パワーか、フォースか 人間のレベルを測る科学』(三五館)である。 『パワーか~』は、著者であるデヴィッド・R・ホーキンズが自身の研究チームに筋反射テストを用いて、世の中のさまざまな事柄に対する人間の意識を1~1000のスケールで数値化した結果(注1)を記したもので、ホーキンズはこの本によってデンマーク王室からナイトの称号を得、韓国政府からも称号を授与されたという。日本でもこの本は、一部のキネシオロジストや精神世界系の人たちからの絶対的な支持を受けている。 (注1)ちなみに、この数値は通常の十進数ではなく、10を底とする対数である
「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 このお題については第4部で終わりにするつもりだったんだけれど、2/28に英国下院の科学技術委員会が、ホメオパシーはプラシーボ(プラセボ)だとしてNHS(国営医療保険制度)から除外すべきという結論を出したニュース(注1)を知ったりしたこともあって、続きを書くことにした次第。 (注1)この件については、ブログ[today's news from UK+]に詳しく解説されているので、そちらを見てもらいたい。タイトルは英語だが、中身は日本語だ。 『代替医療のトリック』(新潮社)の中で、著者らは治療法の効果を科学的に検証する最良の方法として二重盲検法を挙げている。二重盲検法は施術者/医師と患者を完全に切り離した形で行うので、それによってその治療法自体の純粋な効果が調べられる、という
「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 何と第4部を書くことになってしまったぁー 第3部では『代替医療のトリック』(新潮社)の言説に対して、自分なりの反論の1つを示したが、「代替医療で治療効果と言われているもののほとんどは、科学的根拠の(ほとんど)ない単なるプラシーボ(プラセボ)にすぎない」という、この本の主張の根幹に明確に反証できる材料を持っていないのだから、反論もどうしてもスパッと胸のすくようなものになりようがない。今回も、そんな搦(から)め手からの反論を2つほど。 『代替医療のトリック』が主張しているのは、実は「代替医療はダメで、通常医療はいい」ということではなく、「医療とは、そこで用いられる治療法が厳密な意味で効果が科学的に実証されていなければならない」ということなのだ(これが前提にあるからこそ、「代替
「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 さてさて、第2部までで概要を述べてきた『代替医療のトリック』(新潮社刊)だが、この本が全体として語っているのは、 1.代替医療の側では通常医療で行われているような科学的見地からの検証が行われていない。それを行ったとする報告もあるが、どれも十分なものではなく信用に値しない。また、(いずれも物理学の博士号を持つ)著者らの見るところ、信用に値する研究のいずれもが「代替医療の効果のほとんどはプラシーボ(プラセボ)によるもの」という結論を導くものである。 2.プラシーボにすぎない代替医療がこれほど幅をきかせているのは、 ・代替医療側の科学を装った詭弁と巧みなマーケティング ・実態を知らない無責任なマスコミ、医師、政府当局、WHOなどの国際機関による代替医療の擁護 などによるところが
「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 第1部では『代替医療のトリック』(新潮社刊)が述べる、科学的検証に基づくという鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法の医学的有効性の評価について書いた。ここから更に先へ進むに前に、せっかくなのでキネシオロジーとクラニオセイクラル・ワーク(この本では、クラニオサクラル・セラピー(頭蓋オステオパシー)となっているが)の評価についても引用しておこう。 まずキネシオロジーだが、通常医療の医師たちは、《応用運動療法(キネシオロジー)》(注:←アプライド・キネシオロジー(AK)のこと)1964年にジョージ・J・グッドハートというカイロプラクターが発明した治療法も認めていない。グッドハートは、患者の筋肉の強さを手で調べれば、身体のどこが悪いのかがわかると主張した。治療に効果
「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。 ヒポクラテスのものだという、こんな言葉がある。科学と意見という、二つのものがある。 前者は知識を生み、後者は無知を生む。そしてこの言葉から始まる『代替医療のトリック』(新潮社刊)(注1)という本について著者たち(注2)は、どんな答が出るにせよ、われわれがこの本を書くことにしたのは、真実を知るためだ。代替医療の真実を教えましょうと語る本はすでに山ほど出版されている。しかし本書は、厳正さ、根拠の確かさ、利害関係のなさという三つの点で、かつてない高い水準に達していると自負している。と述べているが、果たして本当にその言葉通りのものだろうか? いずれにせよ、これはなかなかどうして食えない本だ。 (注1)原題は『Trick or Treatment ?』というが、これはもちろん「(代
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