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評論・小説・ビジネス書・教養・コミックなどなんでも。書評、感想、分析、ただの思い出話など。ネタバレありもネタバレなしも。 ののちゃん --「吉川ロカ」シリーズ いしいひさいち いしいひさいちによる朝日新聞の4コマ連載「ののちゃん」を丹念に読んでいる人でないとわからないネタであるのだが、おととい(3月24日)、、2年越しの「連載」の最終回をむかえた。作者のサイトで作者本人がそうコメントしているのだから、最終回なのだろう。 この「吉川ロカ」シリーズというのはなにかというと、 10年前の海難事故で母親を亡くした高校生の吉川ロカは、ポルトガル歌謡のファドの歌手になることを夢見て、路上でライブ活動をやっていたところ、町で食堂を経営している一家が彼女の歌にほれ込み、平日うちでバイトをすれば、定休日に店をライブ会場にしていいと言ってくれ、ロカはこの一家の食堂「キクチ食堂」で働くことになる。学校ではどち
評論・小説・ビジネス書・教養・コミックなどなんでも。書評、感想、分析、ただの思い出話など。ネタバレありもネタバレなしも。 アフォーダンス入門 知性はどこに生まれるか 佐々木正人 「アフォーダンス」という言葉をちらちら聞くようになったのは今から10年くらい前だっただろうか。どちらかというとデザイン論としての文脈で引用されることが多いように思ったもので、当時、無印良品から壁掛け式のCDプレーヤーが発売されたとき、これこそアフォーダンスと思ったものだった。 ギブソンの提唱した「アフォーダンス」はもちろんこれよりずっと広義の概念である。だからこそわかるようでわかりにくい。なんとなくぼんやりとは言いたいことはわかるのだが「とある主体がふるまいを規定するのは、主体それ自身に内在しているのではなく、内部と外部の両方の関係性によって初めて成される」とでもいえばいいのだろうか。「歩く」という行為は、人
グーグルに勝つ広告モデル マスメディアは必要か---岡本一郎---新書 「マスメディアはネットに飲まれない」あるいは「飲まれないようにするにはどうすればよいか」というテーマの本。 googleやwikipediaの問題点、あるいはマスメディアの利点も説いているわけだが、著者はコンサルタント業とはいえ、立場としてはかなりマスメディア、それも電通に近い立場の人だと思う。著者の岡本一郎氏の来歴には国内大手広告代理店出身と書かれているが、本書の最終章「マーケターに求められるパラダイムシフト」が、2006年に東洋経済新聞社から刊行された「Think!」夏号での山口周氏の名で寄稿された「ポストWeb2.0時代の広告・マーケティング戦略」とそっくり同じなのだ。語句の使い方まで同じなので、大胆な盗作でない限りは、この2人は同一人物(あるいは相当に近しい人物)だと思う。で、山口周氏は電通に在籍して、後に
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