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コーヒー沼
blog.goo.ne.jp/takejj_1953
★伊丹十三の死。 1997年12月20日、奇才、伊丹十三はなぜ殺されたのか。 伊丹十三の死について書かねばなるまい。 彼はいつ死んでもいいように諦観はしていた、なぜなら生と死はあざなえる縄のようだから、女房がよく知っていると天界から伊丹は告げている。 警察の正式発表は飛び降り自殺という断定であった。 理由は、遺書が残されていたこと、飛び降りたビルの屋上に争った形跡がなかったことだという。 師走のどさくさに紛れ、こんな弱い物的証拠で自殺と断定したのは麻布署の怠慢である。 それどころか少し頭を回せば、他殺の線が濃厚なのだ。殺し屋は最初から自殺と見せかける絵を描いていたはず。だから自殺の証拠だけを残していく。 遺書? 脅かされて時間稼ぎに書いたとしたら、あるいは、緊迫の状況の中、客観的に殺人劇を楽しむようにして書いたとしたら、そして、その遺書には妻・信子にしか分からぬ暗号が書いてあったとしたら。
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