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Web3.0–分散型テクノロジーの未来「Web3.0–分散型テクノロジーの未来」をテーマにした講演会が2024年1月24日に開催され、ポルカドット(DOT)のチーフアーキテクチャーで、イーサリアム(ETH)の共同創設者であるGavinWood(ギャビンウッド)博士が講演しました。講演会では、東京大学大学院経済学研究科公共政策大学院の教授であり、金融教育研究センターの長を務める植田健一氏がコメンテーターとして参加。司会は、MbSC2030の副センター長で、東京大学大学院工学系研究科の教授である茂木源人氏が務め...
Web3.0現状と日本の未来戦略 Web3.0(分散型ウェブまたはWeb3)は、お金、証明書、コンテンツをトークン化し、それらを個人のウォレットに集約することで、私たちの生活に革新をもたらし、従来のウェブの在り方やビジネスモデルに大きな変革を促そうとしています。 しかし、Web3.0が将来的に私たちの生活基盤にどのように統合されるのか、その具体的なイメージは多くの人にとって依然として不透明です。この新時代に向けた明確なビジョンが強く求められています。 この背景のもと、令和4年度の内外一体型経済成長戦略構築の一環として、経済産業省はPwCコンサルティング合同会社に「Web3.0促進のための政策手法等に係る調査」を委託しました。このレポートは、想定されるWeb3.0の将来像と、日本が直面している現状及び課題について詳細に分析しています。 公開から約1年が経過した24年3月現在、日本の政策や法制
仮想通貨税制も提言 楽天トップの三木谷浩史氏が代表理事を務める一般社団法人新経済連盟(新経連)は16日、政府宛に2024年度税制改正提言を提出したことを発表した。 今回は、税率を引き下げて成長を促し、税収を増やして再び国内投資を行う好循環を実現するための税制改正を提言。国内の投資を促進する観点から、暗号資産(仮想通貨)税制についても具体策を提案した。 新経連は、デジタルを軸とする経済と社会の改革に向け、個人や民間企業の力が最大限に発揮される環境の整備に取り組む経済団体。前の名称は「eビジネス推進連合会」だったが、2012年に新経連へと名前を変更した。これまでも規制改革型・市場創造型の政策提言・声明などを毎年発表している。 今回の提言では、現在の仮想通貨税制が原因となり、有望なWeb3企業が国外に流出していると現状の課題を指摘。このまま流出が続けば、日本がWeb3市場から取り残される恐れがあ
新たに11のブロックチェーンデータを提供 Google Cloud(グーグルクラウド)は22日、BigQuery(ビッグクエリ)公開データセットにアバランチ(AVAX)など11の暗号資産(仮想通貨)ブロックチェーンを追加したと発表した。 グーグルのビッグクエリはエンタープライズ向けのデータウェアハウス(大量の業務データを保存するシステム)である。2018年にビットコイン(BTC)ブロックチェーンのデータを組み込んで以来、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ドージコイン(DOGE)など10のネットワークを掲載していた。 今回新たに追加となったのは、次のブロックチェーンである。 アバランチ(AVAX) アービトラム(ARB) クロノス(CRO) イーサリアムのテストネット(Goerli) ファントム(FTM) ニアプロトコル(NEAR) オプティミズム(OP) ポルカドット(DOT
マイナンバーに紐づくWeb3ウォレット We3ウォレットのセキュリティ技術開発を手掛けるa42x株式会社は8日、現在開発段階にある「マイナウォレット」が、イーサリアム財団の研究開発助成プログラムに選ばれたことを発表した。 「マイナウォレット」は、日本独自の身分証明書である「マイナンバーカード」を活用したWeb3ウォレット管理サービスだ。送信者が受信者のマイナンバーカードをスキャンすると、即座に一意のアドレスを割り出し、暗号資産(仮想通貨)やNFTなどのデジタル資産を簡単に送付できる。 受信者視点のマイナウォレットの特長として、特別なセットアップやアプリの事前インストールが不要であることが挙げられる。送金や決済を行いたい時にアプリをダウンロードすればよく、新規ユーザーのオンボーディングを促しやすくする。 また、マイナウォレット上の仮想通貨やNFTを送付する際の認証要件にマイナンバーカードのス
資産運用立国を目指して 金融庁は29日、今後1年の重点施策をまとめた2023事務年度(23年7月~24年6月)の金融行政方針を発表した。資産運用立国の実現に向けた取り組みの推進をはじめ、金融庁自体の改革も取り上げられている。 金融庁は重点的に取り組む方針として、以下の4点を掲げた。 経済や国民生活の安定と成長 社会課題解決と経済成長を両立させる金融システム構築 金融システムの安定と信頼の確保 金融行政の進化・深化 1では、金融機関による地域産業や事業者支援の一層の推進と支援能力の向上、事業者の成長を促す融資慣行の確立が挙げられた。事業者支援では資金繰りの支援にとどまらず、経営改善や事業再生への支援の実施を促すという。 金融庁は2に最も多くページを割いて、方針内容を説明している。「家計に眠る預貯金を投資に繋げる」ことで、国民の所得の増加と経済成長を促し、「成長と資産所得の好循環」を目指す。日
イーサリアムOSを搭載 暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のOS(Operating System)を開発するプロジェクト「ethOS」は23日、このOSをプレインストールしたスマートフォンの先行予約を開始したことを発表した。 スマートフォンの機種は「Pixel 7a」。0.39ETH(9万4,000円相当)でNFT(非代替性トークン)を発行することで予約ができたが、最初の分はすべて発行済みだ。予約できた国は米国、カナダ、欧州に限定されていたと報じているメディアがあるが、ethOSは23日に「現時点では出荷されるのは米国のみである」とコメントしている。 GM. ethOS phone pre-orders have arrived! Are you ready for the first physical phone with ethOS pre-installed? pic.tw
このマイナーは、単独マイナー向けのマイニングサービスSolo.ckpoolを利用していた。マイニングの成功には、複雑な演算(ハッシュ関数)を先着で解き、適切なハッシュ値を計算する必要がある。 Solo.ckpoolの管理者Con Kolivas氏は、次のように述べている。 Congratulations to miner bc1q2za4ejga366sn288273pty8trasn5zs4y9hqg6 with ~1PH of hashrate at solving the 277th solo block at https://t.co/UWgBvLkDqc! A miner of this size would only solve a block solo on average once every 7 years at current diffhttps://t.co/cNgm
ステーブルコイン企業採用を促進 暗号資産(仮想通貨)ウォレットのMetaMaskは、Apple Payの「ダブルクリック決済」サービスを導入した。ユーザーはこの機能を使って、MetaMaskで仮想通貨を簡単に購入できるようになった。 🚨 MAJOR METAMASK UPDATE 🚨 Great news for iPhone users! You can now purchase #crypto in @MetaMask with just 1 CLICK using Apple Pay, only with Banxa! 📱🦊 Seamless purchasing down to one step! ⤵️ pic.twitter.com/pZ5n0zmI9p — Banxa (@BanxaOfficial) August 14, 2023 この新機能は、MetaMaskのフィ
仮想通貨投資の税率 暗号資産(仮想通貨)経済圏のデータを提供するCoincubは、税金に関する2023年版のレポートを公開している。 最近レポートを公開したばかりというわけではないが、このレポートに関するプレスリリースや記事を更新したことを先月の27日に発表していて、現在でも注目度は高い。Coincubは国ごとのデータを提供することに尽力しており、また「EU Business News」の「Enterprise Awards 2023」に選出されている企業である。 Updated press release and the article for the crypto tax ranking 2023: https://t.co/4yvlrpGya7 — Coincub (@Coincub_) July 27, 2023 レポートの冒頭では「1年以上長期で保有した場合の税率」を国ごとに掲載
株式会社bitFlyerの加納裕三代表取締役が代表理事を務める「日本ブロックチェーン協会(JBA)」は28日、暗号資産(仮想通貨)に関する税制改正要望を政府に提出した。 日本におけるWeb3(分散型ウェブ)事業の成長を阻害している暗号資産の税制を見直し、国民が暗号資産を保有・利用する環境の整備を求めている。具体的な要望内容は以下の通り。 1. 第三者発行トークンに対する期末含み益課税の撤廃 日本の国税庁は2023年6月、一部の法人税ルールを改定し、企業が自社で発行した暗号資産の時価評価免除を許可した。しかし、第三者により発行されたトークンに対する期末含み益課税は、引き続き国内の企業が新しいWeb3事業に進出する障壁の一つとなっている。 期末含み益課税の撤廃が実現すれば、企業は納税のために保有するトークンを売却する必要がなくなり、Web3事業への参入障壁が大幅に低減することが期待される。 現
暗号資産税制の現在地 暗号資産(仮想通貨)市場が拡大する中、新たな資産クラスに対してどのような税制を適用すべきかは、過去数年間に渡り、世界各国の政府の中心的なテーマとなっている。 日本でも2023年に仮想通貨の法人税制(期末課税)が見直される動きがあった。この税制改正はWeb3プロジェクトに挑戦するスタートアップにとってはポジティブだが、個人投資家をはじめとする多くのステークホルダーにとっては、依然として厳しい税負担が残されているのが現状だ。 そんな中、CoinPost株式会社の主催するWebXカンファレンスでは、「日本の暗号資産税制は本当に変わる?」というセッションが催された。 暗号資産の損益計算サービス「クリプタクト」を運営する株式会社pafinの斎藤 岳 代表取締役Co-CEO、コインチェック株式会社の竹ケ原 圭吾 常務執行役員CFO兼CROが意見を交わした。株式会社pafinの本廣
新興技術の構築にフォーカスすべき Web3やビットコインは世界で注目されるトピックの一つとされるが、直感的にわかりづらく、そもそもどの様なニーズや将来性があるかを明確に答えられる人は少ない。 そこで、CoinPost株式会社の主催するWebXカンファレンスにて、Web3に精通する加納裕三氏と、実業家であり2ちゃんねるの創設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が、「ビットコイン・Web3は世の中に必要か?」をテーマに対談を実施。初心者から事業者まで理解を深める機会となった。 西村博之氏と加納裕三氏の対談は、ビジネス動画メディア『ReHacQ』の協力のもと実現した。モデレーターは、経済・ビジネスに関するバラエティー番組『ReHacQ』を手がける株式会社tonari代表取締役CEO高橋 弘樹氏が務めた。 8/21追記:WebX特別対談の映像が初公開されました。ぜひご覧下さい。 対談内容 自身もWeb3
Worldcoinの課題を考察 イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は24日、人間であることを生体認証で証明することに関して、自身の見解を公表した。 その中で、ChatGPT開発企業「OpenAI」のサム・アルトマンCEOらが進めるプロジェクト「Worldcoin」の課題を指摘。さらに、その課題を解決する方法を考察している。 Worldcoinは、世界中の人々に暗号資産(仮想通貨)を配布するという壮大な野望を掲げたプロジェクト。「Orb」という機器で目の虹彩をスキャンすることで個人を識別し、ユニークなID(World ID)を生成するという仕組みを立ち上げた。 WLDは24日にメインネットをローンチし、早速バイナンスやBybitなどの取引所に上場している。 関連:仮想通貨「Worldcoin」、メインネットローンチ 取引所上場相次ぐ ブテリン氏がWorldcoinにつ
仮想通貨事業の環境改善へ 日本の国税庁は20日、法人税に関するルールの一部改正について、法令解釈通達を出した。 その中で、企業が自社で発行した暗号資産(仮想通貨)については、条件を満たせば時価評価の対象から除外すると説明。仮想通貨関連企業が日本で事業を行いやすくするための課題はまだ残されているが、事業環境の改善に向けて一歩前進したことになる。 関連:岸田政権「仮想通貨法人税の課題は来年度税制改正で結論を得る」 自社発行の仮想通貨を時価評価の対象から除外することについては、以前から改正に向けた動きが進んでいることは確認されていた。この改正については、令和5年度の「与党税制改正大綱」にも盛り込まれている。今回の国税庁の通達によって、除外されることが正式に決定した。 関連:政府が来年度「税制改正大綱」決定、NISA恒久化や仮想通貨の期末時価評価課税改正など これまでの法律では、企業が仮想通貨を保
10年越しにハッキングの容疑者起訴へ 米司法省は9日、2014年に経営破綻した暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックス(Mt.Gox)のハッキングなどを行ったとしてロシア人2人を起訴した。 ニューヨーク州南部地区の裁判所に提出された起訴状によると、ロシア国籍のアレクセイ・ビリュチェンコ被告(43)とアレクサンドル・ヴェルナー被告(29)は、マウントゴックスをハッキングして約64万7,000ビットコインを盗んだとされる。また、このビットコインを資金洗浄した容疑もかけられている。 ビリュチェンコ氏はマウントゴックスから不正に得た資金を使って、サイバー犯罪者の資金洗浄を行っていた不正な仮想通貨取引所BTC-eの設立に協力したともされる。 マウントゴックスがハッキング被害を受けたのは2011年のことだ。10年以上経ってから、ようやく容疑者の立件が行われた形だ。 なお、マウントゴックスは債権者へ資
2度の障害発生 暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のブロックチェーンは13日、約1時間に渡りブロックの確定(ファイナライズ)が一時的に停止した。これは、24時間以内に2度目の技術的問題で、12日にも25分間にわたってファイナライズが停滞していた。 seems like eth has lost finality again pic.twitter.com/40PJPPES4k — lightspeed mert | helius.xyz (@0xMert_) May 12, 2023 「ファイナライズの停止」とは、新規に追加されたブロックが公式に確認され、その内容が不変となる過程が一時的に中断する状況を指す。通常、このブロックの確定過程は約15分を要すると、イーサリアム財団は説明している。 ファイナライズが進まない場合、様々なリスクが生じる。その中には、一つのイーサリアム(ETH)
Bingチャットボットを公開 マイクロソフトは4日、Bingチャットボットを一般公開すると発表した。2月にBingとEdgeブラウザに招待制として導入したAI(人工知能)対話モデルの検索機能が進化し、より多機能になっている。 新しいBingチャットボット(オープンプレビュー版)はマルチモーダル(複数様式)対応により、テキスト、画像、動画を組み合わせた回答を生成できるようになった。これは、ChatGPTのようにチャートやグラフ作成能力も備えている。 近日中に実装予定の機能として、過去のチャット履歴や会話が保存され、それらを確認したり、以前の話題を引き続き議論したりできるものがある。マイクロソフトは「時間をかけて、我々は以前のチャットから新しい会話にコンテキストをもたらすことによって、ユーザーのチャットをよりパーソナライズすることを検討している」と述べている。 さらに今後は、サードパーティ製の
イーサリアム大口投資家が標的に 長年の暗号資産(仮想通貨)投資経験を持ち、大量のイーサリアム(ETH)を保有しているユーザーのウォレットが、ハッキングによる不正流出被害のターゲットとなっているようだ。 ウォレットソフトウェアMyCryptoの創設者Taylor Monahan氏は18日、2022年12月以降に大口ウォレットから総額5,000 ETH以上(約13億円)が不正流出したとツイートした。 被害は11種類以上のチェーンにまたがり、ETHだけでなく、複数のトークンやNFT(非代替性トークン)も盗まれている。被害を受けたウォレットは2014年~2022年の間に作成されたもので、その中にはTay氏の友人やイーサリアムプロジェクトの初期から貢献してきたOG(オリジナル・ギャングスター)のウォレットも含まれているという。 攻撃方法は不明だが、一般的な手口であるフィッシングサイトなどを利用した記
Windows用のWebブラウザー「Microsoft Edge」に暗号資産(仮想通貨)ウォレットを実装する目的で、IT大手MicrosoftがWeb3開発会社ConsenSysと協業していると報じられた。 17日付けの海外のテックメディアBleeping Computerによると、セルフカストディウォレットの実装計画については社内でも公表されておらず、テスト環境(Microsoft Edge Dev Channel)のユーザーがアクセス可能と見られている。 pic.twitter.com/6JMk5p6lpB — Albacore (@thebookisclosed) March 17, 2023 Microsoft Edgeで仮想通貨ウォレットをテストしている場面の画像も、ツイッター上で出回っている状況だ。「探偵」を名乗るアカウントAlbacoreは、ウォレットのスクリーンショットを複
Web3業界の市場規模拡大に伴い、ブロックチェーンの種類も多様化が進んでいます。膨大なチェーンが乱立する中でさらなる市場の発展を促すには、複数の異なるネットワーク間に互換性を持たせ、スムーズな相互運用を実現できることが極めて重要です。 しかし従来、複数チェーン間におけるコミュニケーションには、コストや安全性に関して大きな課題が存在していました。 「LayerZero(レイヤーゼロ)」は、こういったブロックチェーンエコシステムにおける相互運用性・拡張性についての問題を解決するために生まれた革新的なメッセージングプロトコルです。 本記事では、LayerZeroの概要や仕組み、その将来性について詳しく解説しましょう。 目次 革新的な相互運用性プロトコル「LayerZero」の概要 従来の「クロスチェーンブリッジ」の仕組みと課題 LayerZeroの仕組み LayerZeroが提供する「OFT標準
ETHで「スマートアカウント」を実装 暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のブロックチェーンに、ERC-4337「アカウント抽象化」が実装されたことが2日に明らかになった。これにより、従来のユーザーウォレットでサブスクリプションやゲームでの支払い自動化など、プログラムベースの支払い手段が構築可能になる。 ERC-4337 is live! https://t.co/Nj09jqcBdU — yoav.eth (@yoavw) March 2, 2023 アカウント抽象化とは通称「スマートアカウント」とも呼ばれ、ユーザーがアカウントでスマートコントラクトを使用可能にするブロックチェーン技術。 EIP-4337はアカウント抽象化に対するイーサリアム標準であり、今回の発表を受けて開発者は本標準に基づいてアプリケーション構築を開始できるようになった。 スマートアカウントで可能なユースケースに
「NBA Top Shot」のNFTに証券性を認める 米ニューヨーク州南部地裁は22日、Dapper Labsの発売したNFT(非代替性トークン)「NBA Top Shot Moments」は有価証券であるとの判断をくだした。 この裁判はGary Leuis氏をはじめとする原告がDapper Labsと同社のRoham Gharegozlou CEOに対して起こした集団訴訟である。元々は2021年に提出されていた。 原告は、被告が米証券取引委員会(SEC)に登録せずに、証券とみなされるNBA Top Shot Moments(以下、モーメント)として知られるNFTを販売することで証券法に違反したと申し立てているところだ。 これに対してDapper Labs側は、訴状の内容すべてを却下するよう、裁判所に訴えていた。今回、地裁の判事は、この被告による却下申請を退けた形である。 NBA Top
最大158億円を調達予定 暗号資産(仮想通貨)スタートアップのWorldcoinは、その最新の資金調達ラウンドを主導する投資家を探している。情報筋の話としてThe Blockが報道した。 WorldcoinはChatGPTの開発企業OpenAIの共同創業者・CEOのサム・アルトマン氏と物理学者アレックス・ブラニア氏が2020年に設立した仮想通貨プロジェクト。情報筋によると、Worldcoinは、評価額約3,900億円(30億ドル)で最大約158億円(1億2,000万ドル)を調達する計画だとされる。 このラウンドは、株式と、トークンのワラント(予約権)の販売という形で行われる見込みだ。 アルトマン氏は以前、ユニバーサル・ベーシック・インカムの概念に触発されて、世界中の人々に仮想通貨を無料配布するプロジェクトとしてWorldcoinを構想したと語っている。 参加者は、バレーボールほどの大きさの
AI事業の重要性 米IT大手グーグルの親会社アルファベットは2日、2023年1月分の決算報告から、AI(人工知能)事業の一部に関する記載を明確化すると説明した。 同社はこれまで、AIに関する事業については「その他(Other Bets)」の項目にまとめていたが、これからは記載方法を変更。この変化は、アルファベットがAI事業を強化していることを示唆していると指摘されている。 具体的に名前が挙がっているのが、AI部門の子会社DeepMind。DeepMindの事業はこれまで「その他」の項目に含めていたが、23年1月分からはアルファベットの企業コストの一部として報告していくとした。DeepMindは、グーグルのサービスと結びつきを強めているという。 今回の決算報告の中でアルファベットは、「画期的なイノベーションを現実世界にもたらすという我々のミッションを達成するために、AIは非常に重要である」と
マクロ経済と金融市場 1日の米NY株式市場では、ダウは前日比6.9ドル(0.02%)高、ナスダックは231ドル(2.00%)高で取引を終えた。 日本時間2日午前4時すぎには米連邦公開市場委員会(FOMC)が発表され、FRB(米連邦準備制度)は全会一致で0.25ベーシス ポイント(bps)の利上げ幅縮小を決めた。 パウエル議長は記者会見で、「金融引き締め政策の効果で状況は大きく進展したと考えているが、まだ仕事は残されている。あと2回ほどの利上げで適切な水準に達する。」との見解を示し、物価上昇(インフレ)率が低下していく状況を示す“ディスインフレ”のプロセス開始に言及したことが市場に好感された格好だ。 一方、インフレ率はピークから鈍化しているものの、依然として高い水準にあり、今後の再上昇リスクも懸念される。パウエル議長は「2023年中の“利下げ(金融緩和)”は想定していない」として、浮き足立っ
TOEICスコアをブロックチェーンに記録 日本でTOEICテストを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は31日、TOEIC® Program公開テストスコアに、ブロックチェーン技術を活用したデジタル公式認定証を導入することを発表した。 IIBCによると、大規模な検定試験におけるデジタル公式認定証の発行は日本初となる。デジタル公式認定証(Official Score Certificate)の配布は、2023年4月実施の公開テストの結果から開始予定。 ブロックチェーン技術の導入により、TOEICテストのスコアを改ざんできない形でデジタル化でき、企業応募時のスキル証明などのスコア提出についてオンラインのみで完結するなど、TOEICの利便性向上につながることが期待される。 デジタル公式認定証の導入に先立ち、2023年11月の公開テストより紙の公式認定証は廃止され、デジタル
仮想通貨の決済機能導入か 大手SNSプラットフォームのツイッターは、決済機能の導入に向けてソフトウェアを開発していることがわかった。複数の情報筋の話をまとめて「Financial Times」が31日に報じた。 ツイッター社を買収したElon Musk氏は、まずは決済機能を法定通貨へ対応させることを要望。その後で同氏は暗号資産(仮想通貨)機能を追加できるようにしたいと考えていると、2名の情報筋が明かした。仮想通貨に関する情報は、これ以上のことは述べられていない。 関連:バイナンスCZ氏「ツイッターのWeb3進出を支援したい」 Musk氏は以前から、ツイッターの改革において決済機能を重視している。後に「PayPal」になる「X.com」というオンライン銀行の創設に携わった経験を持つ同氏は昨年6月、「私の目標はサービスの有用性を最大化すること」だと述べ、「ニュース」、「エンターテインメント」、
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