小栗忠順(おぐりただまさ)は幕末(ばくまつ)にフランスの支援を受けて軍事力を強化することに成功しました。天才として注目されていますが、天才であったがゆえに明治新政府に恐れられました。小栗を逮捕後、取り調べがほとんどないまま処刑されたという悲劇の人物としても知られています。この記事の前半では小栗が貪欲に海外の知識を得ようとしたきっかけや富国強兵で実践したことについて取り上げます。 後半では新政府軍が江戸城に向けて迫っている中、撃滅作戦(げきめつさくせん)を提案しますが、採用されませんでした。撃滅作戦を実行すれば歴史はどのように変わったのかということを取り上げます。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄