夏になるとコンビニや商店の軒先で作動する青白い光のライトトラップ。光に吸い込まれてバチッと音を立てて地面に落ちていく蛾や羽虫は「飛んで火にいる夏の虫」という慣用句の正しさを思い起こさせます。しかし未来人は飛んで火にいる夏の虫を理解できなくなるかも知れません。それは、近年、虫が進化しライトトラップに飛び込まなくなっているからです。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務める