ツナ缶にゴキブリ 事実を公表せず (山梨県) 甲斐市のスーパーで販売されたツナ缶にゴキブリ1匹が混入していたことが分かった。製造した「はごろもフーズ」は直後に混入の事実を把握していたものの、事実関係を公表していない。 ゴキブリが混入していたのは、静岡県に本社がある缶詰販売大手、はごろもフーズがおととし12月に製造した「シーチキンLフレーク」。はごろもフーズや関係者によると、今月13日、甲府市に住む50代の女性から「ツナ缶にゴキブリが入っていた」などと、商品を購入したスーパーに届け出があった。通報を受けたはごろもフーズが商品を持ち帰り、社内で調査した結果、ゴキブリは製造過程で混入したことが分かり、今月18日、担当者が女性に謝罪したという。 女性は謝罪を受け入れたが、はごろもフーズはその後、事実を公表せず、取材に対し「同様の申し出がなく、他の商品への混入はない」として、現時点では公表や自